2020年2月14日(金)
日本語を一切使わない、徹底した英語漬けの環境での学習には、どのような特徴があるのでしょうか。その効果や環境の整え方を知ることで、自分に合った英語漬けの方法がどのようなものか理解することは重要です。無理に合わないレベルの英語漬け学習を行っても、継続できずに挫折する可能性がありますが、反面、適切なレベルと内容の英語漬けであれば、実際に英語を使う経験が得られるので、自信につながります。
英語漬けの学習環境では、どのような能力を効果的にランクアップできるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
英語の上達スピードを速められる
英語漬け環境では、日本語を使えなくなるため、一定期間集中的に学習に取り組めます。これによって、リスニング力や発音能力、英単語の語彙力や文法理解などを総合的に伸ばすことが可能です。期間は、5日間、1週間、2週間などさまざまですが、一般的には期間が長ければ長いほど、成果は出やすいといえます。
圧倒的なインプットによりアウトプットがスムーズになる
英語漬け環境では、強制的に英語だけがインプットされます。また、コミュニケーションに関してはアウトプットも当然英語になりますから、インプットとアウトプットを大量に繰り返すことになります。これによって、リーディングやリスニングのようなインプット能力も、スピーキングやライティングのようなアウトプット能力も総合的に鍛えられます。英語力をうまく伸ばせずに悩んでいる人は、英語学習におけるインプットやアウトプットが十分ではないことが多いです。
このため、リスニングとライティングを同時に行うディクテーションの教材に取り組むなど、何らかのきっかけを作る必要があります。英語漬けの環境であれば、インプットを強制的に増やして、アウトプットも自然に増えるため、リスニングとスピーキングを同時に上達させられます。自己学習を行う場合も、このようにインプットとアウトプットをバランスよく行うことが大切です。
このように、英語能力を総合的に伸ばす効果がある英語漬け学習ですが、具体的には、どうすれば実現できるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
海外に滞在する
代表的な方法は、英語圏に滞在することです。具体的には、仕事などで海外に駐在することや、留学、ワーキングホリデーの取得が考えられます。英語圏の国であれば、自動的に英語環境に取り囲まれることになるため、生活を通じて英語の感覚を養われます。ただ、滞在先や留学先に日本人が多い場合は、しばしば日本人同士で固まって日本語での会話を行ってしまいがちなので、この点には注意しなければいけません。
身の回りのものを英語設定に変更する
スマホの機種設定や検索エンジン、アプリなど、身の回りの機器の言語設定を英語に変更することも勉強法の一つです。海外ドラマやニュースなどの2ヶ国語放送対応番組は常に英語放送にするなど、なるべく身の回りで英語が自然に流れるようにすれば、たとえばスマホゲームをするときにも英語に触れることになります。
このため、日常的に使用されるフレーズやビジネス英語の頻出フレーズなどにも自然と慣れていくことでしょう。今ではゲーム感覚で英語学習できるアプリもあるので、抵抗なくできるだけ楽しい状況を維持しながら、無理なく英語漬け環境に移行できるのもこの方法の利点です。
英会話スクールの短期集中コースを受講する
英検の受験やTOEICスコア800点など、何らかのテストを目標としている場合は、英会話スクールの短期集中コースを受講することも一つの方法です。多くの英会話スクールでは、目標に応じて短期集中で英語力を養成する講座が複数設けられています。これらの中には、ネイティブの講師と日本語禁止環境で会話し、指導を受けられる講座もあり、国内にいながら集中して英語漬けの勉強法を実践できます。
このように英語漬けの学習環境を実現する方法は多々ありますが、おすすめはハイスピード英会話です。ほかにはないハイスピード英会話ならではの特徴を見ていきましょう。
英語漬けコースの種類
レギュラーコース
ハイスピード英会話には、複数のコースがありますが、いずれのコースでも、完全英語、日本語禁止環境の下で、数日間の合宿を行います。レギュラーコースはその中でも、日常会話を中心に、ビジネスや留学も含めた幅広い目的に対応したカリキュラムであることが特徴です。レギュラーコースには、5日間、7日間、13日間の3期間のコースがあり、ご自由に選べます。
期間中はネイティブの講師によって次から次へと英語で質問されることになるため、その内容を理解しながら答えることで英語力を鍛えます。専門訓練を受けた講師が、声の大きさや発音の明瞭さ、アイコンタクト、立ち居振る舞いなど姿勢も含めた総合的な話し方をきめ細かく指導されます。効果的な学習が可能で、その成果は実感しやすいものになるでしょう。
また、実践の場で使える英語になるように、海外でトラブルに直面した場合の対応など、実際に起こり得るさまざまな局面に備えたトレーニングを行うことも大きな魅力です。
ビジネスコース
ビジネスコースは、5日間でビジネス英語の習得に特化したコースになります。海外出張を想定し、プレゼンテーションや電話応対、会議など、具体的なビジネスの局面を想定したカリキュラムが組まれていることが特徴です。それぞれのカリキュラムでは、適宜ロールプレイが導入され、参加者同士で一緒になって電話応対や会議の進行、発言方法などを学習できます。
また、プレゼンテーションのカリキュラムでは、英語圏で説得力の持てるような、声の抑揚やスピード、姿勢などを具体的に指導するので、英語プレゼンテーションのスキルを総合的に学ぶことが可能です。
参加者の声
レギュラーコース
「会話や問題解決、ディベートなど実際に則した内容」
30代で公認会計士の男性の方は、仕事上の英会話能力を鍛えるために13日間のコースに参加して、自身が経験した海外短期留学以上に無駄のないカリキュラムであったと述べています。中でも、質問攻めに応答するトレーニングによって、素早く英語の返答する力がスピーチのカリキュラムで人前で話す度胸が身についたということです。
「バランスの取れた講師陣」
40代で外資系勤務の女性の方は、ビジネス英語を中心とした英語スキルの向上を図って7日間のコースに参加して、クラスメイトや講師陣に恵まれた環境の中で、毎朝行うスピーチのプレッシャーを乗り越えて有意義な学習ができたと述べています。この方も海外での短期滞在セミナーに参加した経験がありますが、今回の経験はそれ以上に意味があったということです。
ビジネスコース
「よく練られた緩急のあるカリキュラム」
40代で医療機器メーカー勤務の男性の方は、欧州赴任に備えてレギュラーコースを含めて3度目の参加をしたと述べています。ハイレベルながら緩急のしっかりしたカリキュラムの中でも、プレゼンテーション向けに作成した発表資料はそのまま赴任先でも通用するレベルの資料に仕上がり、会議の進行役などの経験も実践的な経験になったということです。
英語漬けの環境であれば、英語力を総合的に伸ばすことが可能です。その実現の方法は多々ありますが、中でもハイスピード英会話であれば、合宿形式と講師のきめ細かな指導の下、数日間集中して英語学習に取り組めます。このため、海外留学以上の効果を上げることができるという感想も見られるほどで、英語漬け学習法として、強くおすすめできます。