英語学習のモチベーションが低下しがちなときに回復させる方法

英語学習の目的や目標設定が明確でなければ、何のために英語を学ぶのかわからず、継続しにくい傾向があります。海外出張や海外転勤などの場面を想像したり、TOEICの目標スコアを設定したりして、具体的な目標と目的を想定して学習すると効果的でしょう。

自らの英語力を正確に把握しておらず、レベルが極端に高い教材などに取り掛かってしまうと、挫折の要因になります。日常会話もままならない段階で、CNNやBBCのようなニュース番組をいきなり視聴する場合や最初から英検1級の単語集を購入して学習する場合などは、これにあたります。

英語学習を継続するには、適度な達成感も必要になります。学習の成果は、短期間ではなかなかで出ないため、定期的にスコアなどで可視化して、適度な達成感を得られるようにしないと、飽きがきてしまいがちです。

高い目標を設定し過ぎた場合、勉強時間が確保できないなどの理由でスケジュールが破綻して、挫折感を味わうことになります。このような状況に陥ると、再度モチベーションアップさせて学習を再開する意欲を取り戻すのは難しいものです。

まずは、具体的な目標を設定し、達成後の自分についての姿を想像してみましょう。たとえば、ビジネス英語の学習であれば、堂々とプレゼンテーションをしている場合や会議に参加しているシーンをイメージできます。また、日常会話の学習であれば、旅先のレストランでスムーズに料理を注文したり、現地の観光案内に必要なことを堂々と尋ねたりするシーンを思い浮かべられます。このように、目標達成した結果を明確にし、再認識することで、学習を継続する姿勢を身に付けることができます。

英語学習の継続には、勉強時間を安定して確保したうえで、習慣化することが大切です。一度英語の勉強が習慣として定着すれば、学習することが当たり前に感じられるようになり、英語学習が負担だという意識が消えるからです。無理のない範囲で、いつ、何を学ぶのか、計画を立てると効果的でしょう。具体的には、平日の起床後に15分間確保して、その時間をリスニングに充てることや休日の夕方に2時間集中して英会話教材の視聴などが考えられます。

学習の成果がどれだけ出ているか、またどこまで学習を進めたか、進捗管理も重要です。TOEICを定期的に受検して、学習レベルを正しく理解することで成長を実感できます。成長を具体的に可視化して、その実感が得られると、さらに上達を目指して学習を継続する意欲が高まりやすくなります。

最近ではスマホのゲームやアプリで、気軽に英語に触れることができるものも配信されています。これらを活用して、毎日5分から15分など、短い時間であっても英語に触れる時間を作り続けることもポイントです。アプリを使えば、通勤中などの移動時間にリスニングの学習をすることや昼休みにリピーティングを行うこともできます。短時間に少しずつであれば、無理なく英語学習を進められるのが大きな利点です。

洋画や洋書、洋楽など、趣味や興味のある分野の作品を利用して勉強することも一つの勉強法です。興味が持てる素材を教材として活用することで、失われたモチベーションを楽しく回復させることにつながります。具体的には、ただ漫然と読んだり聞いたりするのではなく、翻訳されたビジネス書の原書にあたったり、お気に入りの洋楽の歌詞を詳しく調べたりするとよいでしょう。

ハイスピード英会話は、1982年より続いている、伝統のある英会話合宿コースです。知識を実践に生かせるようにするべく、「知っていることをできるようにする」をコンセプトに掲げているハイスピード英会話では、さまざまな目的やレベルに応じた実践的なカリキュラムが用意されています。初心者の方から、ビジネス英語を習得したいビジネスパーソン、グローバル化を進めたい法人向けの集団コースなど、多彩なコースが用意されているため、目標に基づいた学習ができることも特徴です。このため、参加者の満足度は高く、リピーターの方も数多くいらっしゃいます。

ハイスピード英会話は、24時間英語漬けで、日本語禁止の合宿です。さまざまなレッスンが行われる講義時間はもちろん、フリータイムの時間も英語でしか話せません。コースに参加すると、専門の訓練を受けたネイティブの講師とともに、24時間を通じて英会話習得に取り組みます。どのコースでも、実践を重視したカリキュラムが組まれており、ロールプレイによるディベートやプレゼンテーションなど、実際の英語の使用場面に近い場面で英語を学び、非常に効果的な内容になっています。受講者は、細かい表現のミスなども徹底的に指導されるきめ細かなカリキュラムの中、留学以上に濃密な英語教育環境に身を置くことになります。このため、集中的に英語学習ができる時間と環境が整います。また、ほかの受講者も同じ目標に向かってコースに取り組んでいるため、互いに高め合う場になっており、そのこともまたモチベーションアップにつながります。