ビジネスの英語表現と勉強法のコツ

2019年10月18日(金)

ビジネスの英語表現と勉強法のコツ

できる人はビジネス英語を流暢に使いこなす

仕事で外国人とコミュニケーションを取る機会が多い方は、正しいビジネス英語をマスターしたいと考えているのではないでしょうか。

しかし、日常会話とはルールやフレーズに大きな違いがあるため、正しく身に付けることは難しいと感じている方も少なくありません。確かに、仕事で使われるフレーズをチェックしてみると、日常会話とはちょっと違った独特な言い回しがあることがわかります。挨拶や感謝の気持ちを伝えるフレーズだけでなく、会議やメール、電話で使うフレーズも丁寧で慎重な言い回しとなっているのです。

日本語同様にフランクすぎるフレーズで外国人とコミュニケーションを取ってしまうと、相手への敬意が全く伝わらず、時に不快な思いを与えてしまうので注意が必要です。敬語があるのは日本語だけだと思っている方も多いかもしれませんが、実は英話にも敬語にあたる丁寧な話し方があります。

まずは日常会話で出てくフレーズと、仕事で使う丁寧なフレーズの違いをチェックしてみましょう。

日常会話とビジネスシーンで使われる単語やフレーズの違い

初対面の方に挨拶する場合、フランクな関係だと「Hello!」だけでも問題ありません。しかし、仕事の場では、「Hello. I am very honored to meet you.」(こんにちは。お会いできて大変光栄です。)というように「honored」(光栄に思う)など気持ちを伝える丁寧な単語を用いて挨拶することがあります。

日本語でも挨拶や会話を交わす相手によって言葉の使い方には違いがありますが、それと同様に英会話でもシチュエーションによって使う単語やフレーズを変えると失礼にあたりません。また、曖昧な言い回しを避けることができるので、伝えたいことをスムーズに話すことが可能になります。

英単語の中には、相手の捉え方によって自分が伝えたい気持ちが伝わらず、全く違った解釈で受け取られてしまうこともあるため、注意が必要です。そのため、絶対に失敗したくないビジネスシーンでは、意味が限定される英単語を使ってコミュニケーションを取ることが大切です。自分の英会話スキルに自信がないという方も、仕事の場で使える正しい単語やフレーズを身に着けきちんと理解しておけば、上手に使い分けることができるでしょう。こうした時、知っておくと助かる単語やフレーズが数多くあります。

たとえば、仕事の場でよく使われるフレーズの一例をご紹介すると…

  • 「I'm afraid~.」(恐れ入りますが)
  • 「I'm sorry but.」(申し訳ありませんが)
  • 「Sorry to trouble you.」(お手数ですが)
  • 「If it's not a problem.」(差し支えなければ)
  • 「It was clever.」(かしこまりました。)
  • 「I will contact you again.」(また改めてご連絡いたします。)

など、使えるフレーズがたくさんあります。実際に仕事の場でよく使われるフレーズをチェックしてみると、くだけた表現がとても多い日常会話とは表現方法に大きな違いがあることがおわかりいただけるでしょう。

文法の使い方は同じでも、日常会話は簡単に省略してフランクな言い回しをすることも多く、頭で難しく考えなくてもコミュニケーションを難なく取ることができます。日常会話の中では、「Can you〜?」という表現がよく使われますが、仕事で外国人と会話をするときには「Could you〜?」を使うことが正解です。

日常会話では、主語がなくても会話が成立する場合がありますが、公の場で外国人と大切な話を進めるのであれば、主語を使わない省略形で話をすることはおすすめできません。多くの方が英会話をマスターするために簡単な文法からスタートしていますが、仕事で困らないスキルを身に付けたいのであれば、まずは正しいビジネス英語から勉強することをおすすめします。

フォーマルな英会話スキルを身に付けることができれば、正しい表現方法を知ることもでき、どんなシーンでも困ることはありません。仕事でももちろん、友人とのおしゃべりやショッピングで店員とのやり取りでも恥ずかしい思いをすることなく、積極的に会話ができるので、効率よく英会話習得を目指すなら、まずはフォーマルな表現を身に付けると安心です。

効率のよいおすすめの勉強法

仕事の場はもちろん、日常生活でも使えるフォーマルな英会話スキルを身に付けるなら、まずは自分の目的に合った方法で勉強を進めていきましょう。たとえば、ビジネスのための英会話を身に付けたいのに、TOEICや英検の勉強をしても意味がありません。仕事で使うことのない単語やフレーズを努力して覚えても、使う機会がなければ、一生懸命勉強した時間も無駄になってしまうでしょう。

また、仕事のシーンで外国人とスムーズにコミュニケーションを取るには、相当の勉強量が必要です。一般的に、英会話を身に付けるには5年以上の勉強が必要だと言われていますが、仕事で自信を持って外国人とコミュニケーションが取れる会話力が身に付くまでには、10年以上の勉強と努力が必要だと考えられているのです。驚くことに、仕事で困らないレベルに達するために覚えなければいけない英単語は、1万語にも及びます。3000語ほど覚えれば日常会話を楽しめると言われている一方で、1万語もの英単語を覚えるのは、人によっては苦痛だと感じるのではないでしょうか。

高レベルな英会話力を身に付けるには、膨大な時間や努力が必要ですが、まずはスキルアップを目指して、基礎を固めることからスタートしてみましょう。効率よく英会話スキルを上げるには、何よりも基礎をしっかりと固めることが大切です。ただやみくもに勉強していてもスキルアップは困難です。

スキルアップのために真っ先に取り組みたい勉強法と言えば、やはり単語を覚えることでしょう。まず先に文法を覚えるという方もいますが、多くの英単語を知っていれば、文書を作成する際もきちんと理解しながら行えるので仕事の場でも役立ちます。忙しい日常で1万語もの英単語を覚えるのは大変ですが、何度も繰り返し音読することで暗記力が高まります。音読しながら英単語を覚えると、記憶できるだけでなく、声を出すことで発音の練習にもなるのでおすすめです。

また、英単語は、しっかりと使えるレベルまで覚えることで、実践力に差がつきます。多くの英単語を身に付けたあとは、いよいよフレーズを活用していきます。最も効果的なフレーズの活用法は、日常のリアルなシーンを思い浮かべながら勉強していく方法です。たとえば、大切な取引先への挨拶や接待のシーンを思い浮かべてフレーズ化していきましょう。イメージしたものを即座にフレーズにできるまで、何度も繰り返し練習することが大切です。

また、高レベルな英会話力やコミュニケーション力を持つ人物の英語をひたすら真似て、感覚を学ぶこともおすすめの方法です。たとえば、大統領やニュースキャスターなどの演説を聴いてみると優れた英語表現を学べ、活用することができます。

このように効率のよい勉強法はさまざまあるので、まずは自分の目的に合わせてベストな方法で学んでみてください。