留学には年齢制限があるのか?

2019年3月3日(日)

留学には年齢制限があるのか?

留学には、さまざまなメリットが期待できます。語学力の向上を目指す人にとっては、年齢に限らず魅力的な存在でしょう。しかし、留学というと学生時代に行うイメージが強いのではないでしょうか。実際のところ、留学において年齢制限は存在するのでしょうか。また、年代ごとの注意点などはあるのでしょうか。詳しくご紹介します。

留学と年齢

留学をする年齢といえば、若い時期が一般的ではないでしょうか。高校生や大学生、また中には小中学生でも親に勧められる人もいるでしょう。グローバル社会の現代において、英語などの外国語を話せることは大きなメリットになります。若ければ若いほど、吸収力に長けているので、良いタイミングとなることでしょう。

しかし、誰もが留学の機会に恵まれるとは限りません。若いタイミングで決断がつかなかった、家庭事情に阻まれた、気持ち的にそこまでの余裕がなかったなど、留学への意思があっても、実現できる人は限られているでしょう。そうなってくると、社会的にも気持ち的にも落ち着きを得られる、社会人になってから検討するという流れに至るかもしれません。

とはいえ、若者であろうが大人であろうが、英語を学ぶことは可能です。確かに吸収力に違いはみられるかもしれませんが、真剣にカリキュラムに臨んだり、現地で生活を送ることで、レベルの高い語学力が身につくかもしれません。年齢に関係なく、検討の価値は大いにあるでしょう。

ずばり留学に年齢制限はあるの?

大人になり、結構な社会経験を積んでいるため留学には向いていないかもしれない、もしそのような心配をしているならば、安心してください。留学に関する年齢制限は、基本的にありません。年齢という数字以上に重要となってくるのは、気持ちの若さに他なりません。

凝り固まった考え方に縛られている、新たなコミュニティに入り込むのが苦手、どうしても不安ばかりが先行する、そういった傾向がある方は気持ちの準備が必要かもしれません。年齢を重ねれば重ねるほど、新しい世界に飛び込む不安は強くなってきてしまうものです。ましてや若い部下などを扱う立場ともなれば、なかなか周囲と目線を合わせにくいことでしょう。

大切なのは気持ちの若さです。閉鎖的な日本人と比べ、外国の人はウェルカムな気質の方が少なくありません。そんな人々の輪に笑顔で入り込んでいけるかどうか、新たな挑戦に楽しさを覚えられるかどうかが、とても重要なのです。

この「楽しむ」という感覚に至ることができれば、さまざまな面で面白さを感じスムーズに物事が運ぶでしょう。留学の日々に苦痛を覚えることはまずありません。学習やコミュニケーション、さらにはまさかのトラブルでさえ、楽しく感じられてくるでしょう。そうなると、語学は努力をすることなく自然に身につけられます。「楽しむ」ことは、留学における理想の精神状態といえます。

ある程度年齢を重ねた社会人

年齢を重ねてから留学を検討するとき不安に感じがちなのが、見た目の問題ではないでしょうか。現地の語学学校や留学生向けコミュニティというのは、何かと若者向けが多いものです。そこへきて、大人な風貌の自分は少し浮いてしまうのでは、と思えてくるかもしれません。

しかし、安心してください。ある程度年齢を重ねていても、大きな違和感を覚えることはないでしょう。理由として、日本人をはじめとしたアジア人は、実年齢よりも若く見える傾向にあるためです。つまり、思いのほか現地の若者とも打ち解けやすいというわけです。

ここでも重要となってくるのが、気持ちの若さでしょう。周囲が同年代のようにフランクに接してくれているにもかかわらず、自ら壁を作ってしまっては意味がありません。若いのに偉そうにしやがって、そんな上から目線になろうものなら言語道断です。せっかくの留学を無駄なものにしてしまうことでしょう。若返った気持ちで、心から楽しみましょう。

大人になってから留学するメリット

若いうちに留学を経験しておくと、さまざまなメリットが期待できます。かけがえのない人生経験になる、就職に有利、自立心がつく、目指せるキャリアに幅が生まれるなど、視界が大いに広がるでしょう。そこで、ある程度年齢を重ねた大人世代からの留学は、どのような意味があるのでしょうか。

まずひとつに、キャリアアップや転職の可能性が高まる点でしょう。若いうちに外国語を学んでもこうしたメリットが得られますが、年齢を重ねてもそれは変わりません。特に英会話のできる人材は、多くの企業で積極的に求めています。新たな仕事の可能性を広げる上で、有利になってくるでしょう。

次に、人生が豊かになる、という点です。外国で生活を送るという経験は、かけがえのないものとなるに違いありません。外国生活を経験した人とそうでない人であれば、価値観が大いに違ってくるでしょうし、生き方における余裕すら出てくるかもしれません。前述の通り、海外ではある程度年齢を重ねていてもフランクな人間関係が作りやすいです。若返ったような気分で、青春時代の感覚を取り戻してみてはいかがでしょう。

また、通常は若者が経験する留学という学び方を、年を重ねた状態で挑戦することで、自信が深まるかもしれません。普通ではない学び方を実現できた、さらにはネイティブに近いような語学力も身につけられて、明確な成長を実感できている、そんな事実や実感は、人間としての自信を底上げしてくれることでしょう。仕事ではもちろん、家庭内やプライベートにおいても、充実感が大きく違ってくるかもしれません。一度きりの人生を豊かにする上で、何とも有益ではないでしょうか。

留学に抵抗を感じるなら

上記の通り、年齢を重ねてからでも留学する意味は大いにあります。ですが、やはり人によっては抵抗も大きく感じるかもしれません。からを打ち破って、若者に戻ったような気分で異国の環境に飛び込めればよいのですが、実際のところ、日本人はそういった振る舞いが苦手な大人の方が多いのです。

しかし、だからといって語学力アップを諦める必要はありません。留学以外でも、それこそ留学に近いような語学学習を実践する方法は存在します。レベルの高い、語学学校を利用してみてください。

レベルと一口にいっても、有名である、教え方がうまいといった意味ではありません。留学環境を疑似体験できるような学校です。主には、講師の多くがネイティブの外国人である、合宿制を取り入れている等といったところです。ネイティブの外国人に囲まれて、複数日に渡り同じ施設内で過ごすとなれば、まさに留学にも近い体験となることでしょう。

これなら、仕事への影響が少なく、費用を抑えられ、そして何より精神的な負担も少ないのではないでしょうか。確かに、英語上達を目指し、さらに特別な体験も得たいのであれば、留学するに越したことはありません。しかし状況に合わせて、そのような施設を利用するというのも、きっと有益な選択肢となることでしょう。

語学の探求に年齢は関係ない

年齢を重ねると、何かと保守的になってしまいがちですが、語学の探求に年齢は関係ありません。ある程度大人になってからでも、留学経験を積むことには大きな意味があります。上記の年齢に関する内容を理解して、ぜひあなたも前向きに検討してみてはいかがでしょう。