留学前にはどんな準備が必要なの?

2019年1月26日(土)

留学前にはどんな準備が必要なの?

留学前には、準備するべきことがたくさんあります。渡航前の諸手続きや持ち物の用意ももちろんですが、英語力アップも重要なポイントです。今回は、留学を決めてから出発するまでに整えておきたい準備についてみていきましょう。

出発日から逆算してしっかり準備の計画を立てよう

もし留学時期が既に決まっているなら、準備を始めるのは出発日から逆算し約1年前からと考えるのが無難です。また、時期が未定の場合は1年かけて準備をするといった意識を持っておくといいでしょう。この期間で、留学前の準備をじっくりと整えていくのです。

まず留学目標を先に決め、そこに向けて行き先の国や学校、コースを絞っていきます。その際、留学コーディネーターに相談すれば自分に合ったプランを提案してもらえるため、ぜひ力を借りてください。また、実際に留学している人のブログなどを読んで実体験を参考にするのもいいでしょう。

さらに寮やホームステイ、シェアハウスなどの滞在方法や、それを踏まえて学費と生活費を含めた留学資金の予算立ても行っておきます。特に滞在方法によって、必要な資金は異なってくるはずです。また、あらかじめ予算を決めておき、その範囲内でコーディネーターに相談すれば、適した滞在方法の提案・手配も行ってくれます。

そして渡航ビザが必要であるかどうかを調べ、必要であれば出発の3ヵ月前から申請が行えるため、早めに申請しておきましょう。加えて、パスポートは発行されるまでに10日前後必要です。また、有効期限が6ヵ月を切っていると渡航できない国もあるため、よく確認しておいてください。

出発前の英語力の向上は必須

留学前には、ぜひ英語力のスキルアップを行うのがおすすめです。語学力を上げるために留学するのだから、留学前の学習は必要ないのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、日常生活のコミュニケーションをスムーズに行ったり、留学後に効率的に英語力を伸ばすためのウォーミングアップになったりと、英語の事前学習は必須といえるのです。

英語の学習を始めるのは、留学前の準備に1年をかけるとしたら、同じ時期にスタートしてじっくり行うようにします。日本国内の英会話学校には、留学前の準備コースが設けられていることも多いので、それを利用するといいでしょう。このコースなら、渡航先での日常生活で役に立つフレーズから、英語を最低限使いこなせるまでのレクチャーを行ってくれます。

その他自分で行える予習として、自己紹介や話したいことについていくつか英語の文章を書き出し、英会話講師の添削を受けて何度も話す練習をするのも有効です。これができていれば、現地で初対面の人に対してもスムーズにコミュニケーションを取ることができるでしょう。さらに、日本の歴史や文化、自分が住む町の概要を英語で紹介できるようになれば、なお良いです。

英語力をアップさせるその他の方法

こちらでは、学校や独学での予習以外に英語力を磨ける方法をいくつか紹介します。まず、すぐに始められるのは国際交流パーティやサークル活動に参加することです。こうした集まりはカフェやバーなどで行われたり、ピクニックなどのイベントとして開催されたりなど形態はいろいろです。自分の近所で開催・活動している集まりをインターネットで探してみると、意外と多く見つかります。

また、英語力を活かせるアルバイトやボランティアを始めるのもいいでしょう。英語を使うアルバイトには翻訳や空港・ホテルのスタッフ、外国人が集まる飲食店のスタッフなどがあげられるでしょう。仕事をしながら英語に触れる機会を多く作れば自ずと英語が身につきますし、さらに留学資金の足しにもなって一石二鳥です。

また、ボランティアでは、地域の外国人居住者のサポートや簡単な日本語練習などを行うスタッフを各自治体が募集している場合があります。ボランティアは地域貢献にもつながりますので、自分の英語力を伸ばす以外にも有意義な経験となるのではないでしょうか。

持ち物は取得に時間のかかるものから準備する

では次に、出発する際の持ち物についてみていきます。まず、先ほど触れたようにパスポートは発行に10日ほどかかりますし、ビザが必要な国も存在するため、これらはできるだけ早く準備しておくことをおすすめします。その他の持ち物についても、取得するのに時間がかかるものから準備をしていきましょう。持ち物の準備は、だいたい出発の2~3ヵ月前くらいから始めておくと安心です。

たとえば、クレジットカードは海外生活で重要な位置を占めます。これは、現地で多額の現金を持っていると盗難に遭う可能性が高いほか、国によってはキャッシュレス化が進み、店舗などで現金を取り扱っていないこともあるためです。クレジットカード発行には、審査も含めて2週間程度かかることもありますから、申し込みは早めに行って損はありません。また、盗難のリスクを回避する意味でもクレジットカードは2枚以上持っておくのがおすすめです。さらに、お金の使い過ぎを防ぐためにデビットカードや海外専用のプリペイドカードを作っておくと便利です。

また、海外留学保険に入っておくことも忘れないようにしましょう。海外では、日本と違って病気やケガにおける治療費はかなり高額で大きな負担となります。そこで、海外留学保険に入っておけば治療費の補償を受けることができ、負担が軽減されるのです。さらに、盗難や事故などへの補償がついていることも多いですから、万が一に備えてぜひ加入しておきましょう。

通信機器は日本で準備しておくのがおすすめ

海外でも、スマホやPCなどの通信機器は必携です。連絡を取ることはもちろん、学習のための調べものなどにも使うことがあるでしょう。そして、これらの通信機器は渡航先で用意するよりも日本で準備していくことをおすすめします。日本で使っていたスマホやPCは、通信環境を整えればほぼ海外でも使用することが可能です。

そのために、まずはWi-Fiを利用できるモバイルルーターを入手しておきます。海外では、地域によってWi-Fi環境が整っていない場合もあるため、どこでもWi-Fiが使える環境にしておくことは大切です。さらに通信費も割安になりますから、忘れずに準備しましょう。

また、海外で通話を行うならIP電話を使うと便利です。Wi-Fi環境があれば、海外でも固定電話や携帯電話を問わず通話ができます。渡航先でのホームステイ先や友人はもちろんのこと、日本への通話も可能ですから、IP電話アプリを事前にインストールしておきましょう。

留学資金を海外に送金する方法

そして重要なのは、現地での生活に必要な資金を海外で使用できるようにすることです。デビットカードを使用すれば日本の銀行口座から引き落としすることも可能ですが、やはり海外に銀行口座を開設し、そこに資金を準備しておくことも必要です。

日本の口座から海外の口座に送金する方法は、銀行窓口から行うものをはじめ、コンビニATMやネットバンキング、さらにスマホで行えるものもあります。銀行窓口からの送金は手数料として数千円かかりますが、その他からの送金なら銀行窓口よりも手数料が割安になるケースが多いです。特にネット銀行の場合は、手数料が数百円で済むこともあるのです。

また、ゆうちょ銀行では海外口座への送金のほかに、海外の居住地宛てに為替証書を送るサービスも行っています。ちなみに、上記の送金手数料に加えて両替手数料を支払う必要があり、為替レートによって変動があります。これらの手数料をできるだけ抑えるには、金融機関を介さない海外送金サービスを利用するのも有効です。

準備をしっかり整えて渡航先で快適な生活を

以上、留学前にやっておきたい準備について大まかに説明しました。上記にあげたほかにも、パスポートやビザの取得方法、また細かな持ち物など調べておくべきことはありますが、今回は英語の予習や見落としがちなことを特にピックアップしました。留学前には準備を万端にし、渡航先ですぐに快適な生活を送れるようにしておきましょう。