格安で英語留学に行ける国はどこ?

2019年1月19日(土)

格安で英語留学に行ける国はどこ?

英語を学ぶ語学留学をしたいけれど、費用が気になってなかなか踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。しかし、留学先の中には費用を格安に抑えられる国があり、心配なくじっくり学習に取り組めるのです。今回は、格安で英語留学できる国を6ヵ国ピックアップしました。いずれの国も安価ながら質の高い教育が受けられます。

英語教育が盛んなフィリピン

多くの島が集まって構成されている東南アジアのフィリピンは、タガログ語を第1言語としていますが第2言語には英語が使用されています。そのため小学校からの義務教育で英語を学習するため、国民には英語が染みついているのです。また街なかの看板や各種メディアでも英語が使用されていることが多く、英語を駆使する国のひとつとしてあげることができるでしょう。

このような環境の中、フィリピンでは英語留学者を受け入れる体制も万全で、マンツーマンで指導する体制も整っています。そのため、初めての留学でも周囲を気にせず自分のペースで学習を進めることができるのです。もしアメリカやイギリスなどへの留学を考えているなら、まず下準備としてフィリピンへ留学するのもおすすめです。

そしてフィリピンは物価が安く、日本の4分の1~5分の1程度です。さらに留学生向けの学校には食事や宿泊がついていることがほとんどで、それらを含めた学費は1ヵ月15万円前後となるでしょう。この安さは英語留学先としても屈指であり、学習の合間の観光などに出かける際も費用を安く抑えられるため、人気を博しているのです。

豊かな自然に囲まれて学習できるフィジー

オセアニアに位置しリゾート地としても知られるフィジーは、手つかずの自然が多く残っている地域であり、マリンスポーツなどを楽しみに来る旅行客も大勢います。この国ではフィジー語やヒンディー語が主に使用されますが、第2言語となる英語は幼稚園から一貫教育が行われており、国民のほぼすべてが英語を話せるのです。そのため、英語留学先としておすすめの国のひとつと言えるでしょう。

また、国民性として人を思いやる優しい人たちが多いことも特徴です。そのため、留学生にも丁寧に指導し、それぞれのペースに合わせて進めてくれるのです。さらに街の人たちも留学生に寛容で、コミュニケーションを取るときも簡単な英語を選んでくれたり、ゆっくりしたペースで話してくれたりといった気遣いも見受けられます。

さらに学費や生活費に関してもかなり格安で、諸々の費用を含めて1ヵ月11万~15万円くらいをみておくといいでしょう。学校では寮が併設されていることも多く、費用を抑えるなら寮住まいがおすすめです。その他、ホームステイやルームシェアなどの方法で滞在する留学生も多くいます。主な交通手段はミニバスとなりますが、料金も数十円程度なので気軽に移動することができます。

物価が安く滞在しやすいマルタ

マルタは地中海に位置する島国です。母国語であるマルタ語のほか英語も公用語としているので、英語は日常的に使用されており、言語教育の環境も整っています。そのため欧米やアジアなど世界各国から留学生が訪れ、多くの国の人々と触れあう機会があるのです。英語留学先として上記のフィリピンやフィジーを選ぶ人が多い中、マルタは穴場ともいえるでしょう。

マルタは日本人にはあまり留学先として知られていないこともあり、現地に滞在している日本人は少数です。そのため、現地の日本人だけで交流するといったケースが少なく、現地人や多国籍の留学生と触れあう機会をたくさん持てることから、英語力の向上につなげられるのがメリットのひとつでしょう。

また、ヨーロッパは物価が高めなイメージがある中、マルタの物価は安く、学費も抑えることが可能です。学費と生活費をまとめてもおよそ17万円前後で済み、内訳として宿泊費や食費を合わせた生活費が10万円弱程度です。英語を習得する環境に恵まれていることもあり、短期集中して英語を学習したいという人にはおすすめです。

イギリス植民地時代の名残が残るスリランカ

スリランカはインドを南下したところにある島国で、主な民族としてシンハラ人とタミル人が全人口の大半を占めます。そのため、スリランカではシンハラ語とタミル語を公用語としていますが、2つの民族のコミュニケーションを図るための連結語として英語が使用されているのです。これは、かつてスリランカがイギリス領であった名残ともいえます。

このような環境から留学生を受け入れる体制も整っていますが、日本国内では英語学習の留学先としてあまり周知されていないのが現状です。そのため、マルタと同様に日本人が少ない穴場といえるでしょう。レッスン形態としてはマンツーマンで行われることが多く、それぞれのレベルや進捗に合わせて学習することが可能です。

また費用に関しては、寮などは整備されていないもののホームステイ先が用意されている場合もあり、学費と生活費を合わせておよそ1ヵ月20万円強が相場です。長期滞在するよりは短期間で学習するのに向いており、マンツーマン指導の環境を含めて学習に集中することができるでしょう。

英語使用が日常的に行われている香港

中国の南部にあり、日本とも近い距離にあるため観光地としてもなじみが深い香港は、母国語を中国語とする地域です。しかし、香港もかつてはイギリス領であった歴史があり、現在でも中国の制度とイギリス領の名残である香港独自の制度が適用される一国二制度を導入する特別行政区になっています。そして、英語は広東語と並び公用語とされており、英語は日常的に使用されているのです。

このような環境から、語学学校では中国語と英語の2ヵ国語を学べる環境が整っており、英語留学生の受け入れも多く行われています。またアジア地域の他国と比較しても教育に関するレベルが高いことから、質の高い教育が期待できるでしょう。そのため、留学生の中にはそのまま大学に進学するケースも多くあります。

また、費用に関しては、学費と宿泊費を合わせると1ヵ月25万~30万円程度となります。これに加えて食費で数万円を見ておくのがおすすめです。とはいえ、他国に比べると渡航費が多少安くなりますし、狙い目の留学先であるといえます。

学費はすべて無料となるノルウェー

ノルウェーはヨーロッパ北部にある国で、公用語はノルウェー語となっています。そのため、英語は公用語ではないものの、教育の現場では英語教育が盛んに行われており、学校での授業も英語で進められるケースがよく見受けられます。このように、教育において英語が密着していることから、英語留学先としてノルウェーが選ばれることも多いのです。

そして特筆すべきは、ノルウェーでは大学および大学院、専門学校などの教育機関の学費がすべて無料になる点です。これは現地の学生はもちろん海外からの留学生もすべてに適用される制度であり、たとえば大学に入学した場合にも学費は必要ないため、実質生活費のみで滞在できることになります。

ただし、ノルウェーでは教育機関を無償にしている分物価が全般的に高く、できるだけ節約を心がけなければ費用がかさんでしまうこととなります。とはいえ、自炊で生活した場合の生活費はおよそ18万~25万円あたりが相場となり、比較的安価な留学先でかかる費用とあまり変わらないくらいになるでしょう。

それぞれの国の特徴を押さえてお得に留学しよう

上記に紹介した英語留学先は、いずれも費用を格安に抑えることが可能な場所ばかりです。とはいえ、物価や学習環境などはそれぞれに異なり、自分に合うところも違ってくるでしょう。予算に合わせることも大切ですが、それぞれの国の特徴を押さえてじっくりと留学先を決めることがおすすめです。