海外旅行に行くならどのくらいの英語力があると便利?

2018年11月3日(土)

海外旅行に行くならどのくらいの英語力があると便利?

留学や赴任ならともかく、旅行程度の短期滞在であれば、言葉の心配も気にせず気軽に行ける、そんな印象を持つ人も少なくないでしょう。確かに、観光地を巡る程度なら、現地に関する詳しい知識がなくてもそれなりに楽しめるかもしれません。しかし、だからといって英語をまったく理解できない状態で訪れるのは避けるべきです。ではいったい、どれくらいの英語力を身につけて行けば良いのでしょうか。海外旅行に行く際の英語力について、知っておきましょう。

海外旅行を考えるとき、なぜ英語習得を検討すべきなのか

海外旅行といっても、行き先はさまざまでしょう。アメリカやオーストラリアといった人気の観光地は、確かに英語が現地語となっています。

しかし、アジアやその他の地域に行きたいと考える人もまた、たくさんいるはずです。にもかかわらず、海外へ出かける前に英語力を鍛えておくことが望ましいと考えられています。いったい、どのような理由があるのでしょうか。

確かに英語は、英語圏で通じるひとつの言語に過ぎません。しかし、世界の共通語ともいわれる通り、数ある言語の中でも特に幅広い地域で使われています。それこそ、世界の全人口の約25%は英語でコミュニケーションがとれるともいわれているほどです。つまり、英語圏でなくとも英語が重宝することが考えられるのです。そういった理由から、行き先にかかわらず、ある程度の英語力を持ち合わせておくことが理想的であるといえます。

特に活用できるのが、観光地においてです。英語を話す人口が多いことは、受け入れる観光地側も理解しています。そのため、さまざまな国からさまざまな言語の人が訪れることを想定して、世界的に話されている英語の会話を重要視しているのです。また逆に、観光客も英語が有効と考えているわけですから、ほとんどの人がある程度の英語を話します。こうした理由を考えても、海外旅行で観光地を訪れるのであればやはり英語力が大切であるといえます。

ずばりどれくらいの英語力を身につけておくべきか?

「英語力」と聞くと、少し気構えてしまうかもしれません。本当に深く追求すれば、大きな努力が必要となってくるためです。長年地道に努力し勉強している人でさえ、ネイティブのようなナチュラルさで話せる人はごく一部に限られます。そう考えると、高いレベルにおける英語力を有している人はそう多くないでしょう。

ですが安心してください。海外旅行のために身につけておくべき英語力というのは、決して高レベルではありません。留学や赴任であれば、現地で人間関係を形成し生活を送らなければいけないため、一定水準以上のレベルが求められます。ですが数日間だけ、しかも旅行者向けの対応に慣れている人が集う観光地ともなれば、最低限レベルで問題ありません。たとえるなら、いわゆる「中学英語」程度で問題ないほどです。

英語力の基準としては、中学英語を少しばかりなめらかに話せるレベルを意識してください。この程度なら、海外旅行に旅立つ数週間前から少し練習する程度でも、問題なく習得を目指せます。簡単なテキスト教材を購入したり、自宅にいながらできるオンライン英会話を利用したり、またより本格度を高めたいなら、短期集中型でみっちり学べる、英会話合宿もおすすめです。

なぜ中学英語レベルで問題ないのか、そもそも、よく考えてみてください。日本国内でも観光に訪れている外国人旅行客をよく目にしますが、彼らが流暢な日本語を扱うケースはほとんどないでしょう。かたことの日本語、もしくは英語で道を尋ねてくる、といった場面に遭遇した方もいらっしゃるでしょう。つまり、外国を訪れる日本人においても、かたこと程度でひとまずは問題ないのです。

最低限の英語力を身につけた上で海外旅行を楽しむメリット

英語力は、高いに越したことはありません。最低限レベルとして身につけたいのは中学英語をなめらかに話せる程度ですが、より深く楽しみたいなら、できる限りもっと広く深く話せるように意識してみてください。なぜなら、以下のようなメリットを期待できるためです。

・ショッピングの楽しみがより深まる

海外旅行の楽しみといえば、多くの人は現地でのショッピングを思い浮かべるのではないでしょうか。異国の地を訪れ、おみやげを買いたい、もしくは日本にない独自のものを手に入れたい、そう考える人も多いことでしょう。このとき、最低限の英語力があるととても便利です。

まずひとつに、目当ての品物を探しやすくなります。文化も習慣も違う外国だけに、自分の力だけではどこで何を売っているのか分からないかもしれません。ですが、かたことの英語力でも良いので、店員さんに相談できれば親身に教えてくれるでしょう。

さらには、お気に入りのサイズが欲しい、別の色はないか、試着したいといった話ができる点もメリットです。妥協することなく、ベストな一着、一品にたどり着けるのではないでしょうか。さらに会計時には、ディスカウント交渉もおこなえます。これは海外旅行時のショッピングにおける、楽しみのひとつでもあるでしょう。かけひきだけでなく、英語力がものをいいます。

・現地の人とより交流が深められる

ただ観光地を見たり買い物をするだけなら、日本国内でもある程度間に合います。近年はネットショッピングも充実しているので、日本に居ながら海外で売っている物を取り寄せることも可能です。ですが、外国人と交流を深めることは、やはりその国に実際足を運ばなければできません。せっかく海外に赴いたなら、コミュニケーションも楽しんでみてはいかがでしょう。

このときにも、多言語でなく英語を身につけていることが有利に働きます。バックパッカーが集まるドミトリーなどでは、各国から集まった人々に出会えることでしょう。そしてこのとき、出身国にかかわらずほとんどの人が英語を話します。英語によって、手軽にワールドワイドなコミュニケーションが深められることでしょう。その国だけでなく、諸外国の話まで聞けるので、何とも嬉しく感じられます。

何かのイベントに参加するときでも、コミュニケーションがより深まるでしょう。海外の人は、日本人以上に友好的であることがほとんどです。初対面で、さらには外国人であるあなたとも、気さくに会話が弾むかもしれません。英語を扱えれば、一期一会の交流を大いに楽しむことができます。

自分たちの身を守る上でも英語力が肝心

上記は、海外旅行の楽しみを増すためのメリットでした。ですがもう一点、英語を話せることの大きなメリットが存在します。それは、自分や一緒にいる家族の安全を守る上でも役立つということです。

何か犯罪に巻き込まれたとき、結局自分や自分たちの身を守るのは自身に過ぎません。そしてこのとき、しっかり意思を伝えられる程度の英語力があれば、より安心感は高まります。またその他、道に迷ったときや自分や家族が病気になったとき、助けを求めるための手段としても活用できます。安全に海外旅行を楽しむ上でも、やはり英語力は欠かせないのです。

最低限の英語力を備えておこう

「英語力」と聞くと、多くの日本人は少し身構えてしまうかもしれません。ですが、海外旅行を楽しむ程度であれば中学英語レベルで大丈夫です。ただそれだけでも、上記のような多くのメリットに期待が持てます。最低限の英語力を有して、楽しい思い出に残る海外旅行を実現してみてはいかがでしょう。