留学するなら物怖じしない積極性が大切!

2018年9月2日(日)

留学するなら物怖じしない積極性が大切!

近年は学びの選択肢のひとつとして、海外留学を視野に入れる人も増えてきました。しかし、生まれ育った国とは環境がまったく違う異国へ渡り長期間滞在しながら学習するというのは、決して簡単なものではないでしょう。

ですが、物怖じせず、積極的に挑戦することをおすすめします。なぜそういえるのか、またどのような意識が積極的な留学生活に繋がるのか、詳しくご説明します。

英語を学ぶ上で大きな障壁となる物怖じしてしまう感覚

当然ですが、英語圏に生まれた人にとって、英語は難しくありません。日本人がごく自然に無意識に日本語を使うのと同じで、日常会話として操ることができます。そうなると、同じ人間である日本人も、努力さえすれば簡単に身につけられるようにも思えます。ですが、実際はそうでもありません。そして世界的にみても、日本人は英語習得が苦手であるといえるのです。

理由は、日本人が物怖じしやすい性格であるためです。物怖じと言ってしまうと良くない表現ですが、遠慮がちである、謙遜を美徳としている、気遣い合える文化を良しとしている、そんな国民性により、自分の殻をやぶって新しい世界へ一歩踏み出すことを、あまり得意としていません。

だからこそ英語を学ぶ上では、まず自分自身の性格に向かい合うことが大切です。知識を増やしたいだけならば、そのような意識の変化は必要ないでしょう。しかし、今回のテーマは、あくまで留学という最終目標です。頭の中だけで完結させるものでなく、実際に現地へ行き、さまざまな国の人々と触れ合うことこそがゴールであるため、自分の殻に引きこもっていてはなかなかうまくいきません。積極性について、深く意識していきましょう。

英語圏の外国人の前でなぜか物怖じしがちな理由とは

世界にはさまざまな人種がいます。顔立ちやスタイルの整った欧米系、西欧系から、彫りの深いアラブ系、日本人にも近い印象のアジア系などさまざまです。しかし、中でも英語圏に住む外国人に対して、日本人は何かと物怖じしやすい傾向があります。

理由は、古くから日本人は英語圏の人種に憧れを抱き続けているためです。ファッションやメイク、音楽、映画など、日本で身近にみられる多くのおしゃれでかっこいい、きれいといった対象は英語圏からきたものが少なくありません。また、英語そのものもかっこ良さやスタイリッシュさを感じる要素のひとつでしょう。こうした理由から、日本人は無意識に英語圏の外国人に魅力や憧れを抱くことが多いです。これこそが、英語を話す外国人の前で物怖じしてしまう大きな理由です。

また、国民性が違うという部分でも、抵抗を覚えるかもしれません。調和や遠慮、謙遜を美徳とする日本人に対して、欧米人などは積極的で表現豊か、声が大きいといったイメージを持っています。どちらが正しいというわけではありませんが、それぞれのお国柄が大きく影響しているのです。日本人同士のコミュニケーションではあまり馴染みのない性格だけに、なかなか一歩が踏み出せない、そんな部分も、物怖じに繋がっているでしょう。

留学に向けた物怖じする気持ちを解消する方法とは

日本人同士、日本国内で付き合うのであれば、日本らしい接し方さえしていれば問題ないでしょう。ところが、留学先でそうはいきません。現地では、基本的に自分以外全員が現地語を話しています。つまり、外国語に囲まれた生活を送らなければならないのです。そこへきて、外国人と英語で接する上で躊躇してしまうとなれば、学習どころか生活自体に支障が出てしまいます。

それでは、留学前に物怖じする性格を解消して、積極的な自分になっておくにはどうすれば良いのでしょうか。これには、いくつかの方法があります。

・外国人が集まるイベントに積極的に参加する

まずは国内に居ながら、疑似留学のような感覚を味わってみると良いでしょう。とはいえ、実際の留学のように期間や費用が大きくかかるわけでもありません。カフェや教会などでおこなわれている外国人向けのイベントに顔を出して、来場者と会話を楽しみましょう。

初対面の外国人に自分から話しかけることは、きっとハードルが高く感じられるでしょう。ですが、イベントに参加すること自体はそこまで難しくありません。なぜなら、日本に来ている外国人にもまた、現地の日本人と交流を楽しみたいと考えている人が多いのです。そのため、こちらが緊張しながら話しかけていたとしても、親身に聞こうとしてくれることでしょう。中には、分かりやすいよう簡単な英語を選んで会話してくれるような優しい人もいるかもしれません。まさに、留学前の準備にうってつけといえるでしょう。

・おしゃれなカフェの通常営業時に外国人を見つけて話しかける

カフェでおこなわれている外国人向けイベントならまだしも、通常営業時となるとまた話は違ってきます。客としてコーヒーを飲んだりリラックスしたりすることが目的で来ているわけですから、こちらが話しかけても、誰もがウェルカムな雰囲気で対応してくれるとは限りません。しり込みしている、英語が正しくない、話がおもしろくないともなれば、怒らせてしまうことも考えられます。

しかし、それは良い練習になるともいえます。うまくいかない場合のリスクを念頭に置きつつ、それでもなお強い気持ちをもって話しかけるためには積極性が欠かせません。失敗経験も含めて回数を重ねていくことで、自信に繋がっていくのではないでしょうか。

逆にうまくコミュニケーションをとることができ話を盛り上げることができれば、本物の友達に発展するかもしれません。相手もまた、突然あなたから積極的に接されて、緊張しているかもしれません。同じ緊張を味わった者同士は、深い信頼で結びつきやすいといわれています。もしかすると、留学のアドバイスなども聞けるかもしれません。

・街中で通りすがりの外国人に話しかける

イベント、カフェと経験して自信がついたら、さらにハードルを上げてレベルアップしてみてはいかがでしょう。リラックスすらしていない、街なかを歩いている外国人に突然話しかけて、会話に発展させるのです。

何か用事があって移動しているのであれば、突然話しかけられると不愉快に感じることでしょう。日本人であるあなたが道を急いでいるときに、アンケートやキャッチ、また道を尋ねる外国人などに足を止められると、不愉快に思うこともあるはずです。あの感覚を、逆に日本人のあなたから味わわせる形となるわけです。

ですが、積極性を向上させる上で最適な練習となることに違いはありません。イベントやカフェで積んだ経験を思い出しつつ、自信をもって話しかけてみてください。

とにかく回数を重ねることが大切です

性格は、いきなり変えられるものでもありません。しかし、慣れないことも簡単なものから取り組んでいき、徐々にレベルを上げていけば、自然に行動できるようになってきます。留学先へ行けば、初対面の外国人に積極的に話しかける場面が多々訪れることでしょう。日本にいるうちに慣れておき、現地で重要となる積極性を身につけてみてください。

持ち前の性格だからといって諦める必要はない

積極的なコミュニケーションがあまり得意でないと感じている人も、少なくないことでしょう。生まれつきの性格であるケースも多いかもしれません。ですが、諦める必要はありません。物怖じしやすい国民性を理解し、ハードルの低い交流から始めて、徐々に慣れていくことが大切です。上記のように段階を踏んでいけば、きっと積極的な性格に生まれ変われるはずです。