2つの資格TOEICとTOEFLの違いを徹底検証!

2018年6月2日(土)

2つの資格TOEICとTOEFLの違いを徹底検証!

日本国内で受験できる英語関連の検定試験にはいくつか種類があります。その中でも世界レベルで通用する英語の資格試験が「TOEIC」と「TOEFL」です。

どちらも英語に関してのコミュニケーション能力が図れるテストですが、試験の方法や難易度などにそれぞれの特徴があります。

また、英語を使う目的によってTOEICとTOEFLのどちらが適しているかも異なるため、勉強を始める前にしっかりと両者の特徴を把握しておくことが必要です。

そこで、今回はTOEICとTOEFLの違いについて説明します。

TOEICとTOEFLの違いとは?

2つの資格試験のうち、TOEICは正式名が「Test Of English International Communication」で、主に日常会話やビジネス英語のコミュニケーション能力を図るテストです。そのため、試験内容も日常会話で必要なフレーズやビジネスシーンでの会話が出題されています。

一方、TOEFLは正式名が「Test Of English as a Foreign Language」で、英語をネイティブとしていない人を対象としたテストです。「読む」「書く」はもちろん、「聞く」「話す」も含めた4つのコミュニケーション能力を図ることを目的としています。主に英語圏の大学などの教育機関で入学・卒業する際の基準となっている傾向です。つまり、アカデミックな授業を英語で受け、英語で講師や他の生徒とのコミュニケーションが図れるかどうかの能力を図る試験になります。

TOEICとTOEFLの試験方式の違い

TOEICとTOEFLには試験方式や試験時間にも違いがあります。

TOEICはリスニング問題100問を45分、リーディング問題100問を75分、合計2時間で実施するテストです。マークシート方式の試験で、大勢の受験者が集まる会場にて問題用紙と解答用紙が配布され、決まった時間に一斉に試験が始まります。リスニング問題も会場で流れ、それを聞きながらマークシートに記入していく試験です。

一方でTOEFLはインターネット受験であるiBT試験(Internet-based Test)が行われており、試験会場ではパソコンを使って解答し、リスニング問題はヘッドセットをつけて受験します。4つの英語能力を図ることもあり、リーディングは60~80分、リスニングが60~90分あります。その後10分休憩を取り、スピーキング20分とライティング50分のテストがあり、合計すると4時間~4時間半かかるテストです。

TOEICとTOEFL難易度が高いのはどっち?

TOEICとTOEFLはともに合格か不合格かという結果が出るテストではなく、どれだけできたかがスコアで表されるテストであるという点が共通しています。

TOEFLは英語圏の大学に入学する際にスコアの提出を求められるなど、学術機関で活用されることが多いこともあり、設問内容は文学や科学、歴史などアカデミックな要素が強く、大学レベルの学習をするのに不自由しない英語力を持っているかどうかが試されます。また、実際に大学で講義を受けているような場面や、ディスカッションをしているシチュエーションが出題されることもある点が特徴的です。

一方で、TOEICは日常生活やビジネスの場でよくあるシチュエーションを中心とした問題が出題され、問題の内容をイメージしやすいというメリットがあります。そのため、一般的にはTOEFLの方が難易度は高いといわれています。

ビジネスに活用するならTOEIC!学術ならTOEFL!

TOEICは日常生活やビジネスで役立つ英語力を図るテスト、TOEFLは学術機関で求められる英語力を図るテストであり、どんな目的で必要とされる英語力を試すかという違いがありました。

そのため、ビジネスの場でのスムーズなコミュニケーションを目指すならTOEIC、英語圏への大学進学など、学術機関で活かすことを考えているならTOEFLに向けて勉強するのが賢明です。試験方法の違いも踏まえたうえで、目的に合った英語の勉強を進めてみてはいかがでしょうか。