2018年5月19日(土)
英語スキルを上げたいのに、いざ勉強してもあまり頭に入らない人は少なくありません。英語をマスターするには、何よりも慣れることが大切です。そのためには毎日英語漬けの生活を送るのが効果的です。英語との距離感を縮め、日常的に接するようにすると、自然に話したり読み書きしたりする感覚が身につきます。学習しながら、より理解度が深まるでしょう。ここでは、おすすめの英語漬け習慣を4つ紹介します。
英語をなかなかマスターできない人は「調べる」という行為が不足している可能性があります。ひとつ目の習慣として、わからない単語や文法は無視せずに、すぐ調べるようにしてみましょう。すると、英語の学習がどんどんはかどります。苦労して調べることで、覚えた単語を忘れにくくなるでしょう。
効率的に英語を「調べる習慣」を取り入れるには、常に英語を調べる環境に身を置くほどに自らを追い込んでみましょう。パソコンやスマートフォンの設定はすべて英語設定にするのがおすすめです。操作がすべて英語になるので、わからない言葉は必然的に調べなければいけません。TVの音声も2カ国語放送の場合は英語に切り替えてみてもいいでしょう。
最初のうちは不便に感じますが、続けていくうちに段々と内容を理解できるようになるので、学習の進捗を確認しやすいメリットもあります。
2つ目のおすすめ習慣はSNSやブログです。「生きた英語」という言葉があります。日本人が学校で習うような英語は美しく正しい内容ですが、英語圏の人々が日常的に使っているものばかりではありません。教科書通りの英語だけを覚えても、外国人相手には意味が伝わりにくい恐れがあるのです。
生きた英語を習得するには、SNSやブログを活用してみましょう。文章を英語で書いて海外にも発信し、海外の人にもフォローしてもらえば、さまざまなコメントが届くようになります。そうすることで、教科書には出てこない英語圏特有のネットスラングや口語表現に触れられるでしょう。
生きた英語は場合によって、教科書の英語よりも応用範囲が広がります。実際に外国人と親しくなる際にも生きた英語は活躍してくれるでしょう。
英語をマスターするには実践の機会をどれだけ確保できるかも重要です。理屈でどれだけ学んでも、実際に話して初めてわかる部分は大きいのです。
3つ目の習慣として、英語ネイティブがよくいるカフェやバー、コワーキングスペースなどを探して行ってみると実践のチャンスに出会えます。彼らの会話を聞いているだけでもリスニングの勉強になりますし、ネイティブ特有の言い回しは参考になるでしょう。
空気に慣れてきて、自分から話しかけられそうならネイティブと会話してみるのもおすすめです。もし、英語がしっかりと伝われば大きな自信がつきますし、通用しなかったら「またがんばろう」とモチベーションを上げるきっかけになります。どうしても知らない人に話しかけるのが苦手なら、英会話スクールなどを利用してみるのもいいでしょう。
4つ目の習慣として、言葉だけでなく英語圏の文化を日常に取り入れるのもおすすめです。海外で流行しているファッションやアイテムを手に入れて、雰囲気からネイティブへと近づいてみましょう。言葉はそれぞれの国の文化と密接な関係があります。英語圏の文化を肌で感じてみると、どのようなニュアンスで言葉が使われているのかも感覚で理解できるようになるでしょう。
たとえば、食事を洋食中心にしたり、海外のファッションを取り入れたりするだけでも気分は盛り上がります。文化や感覚を理解できるようになれば、言葉を覚えるのも早くなりますし、英会話教室などで外国人に話しかけるハードルも低くなるでしょう。 英語漬けの毎日を送る最大のメリットは、「英語脳になってくる」点です。英語脳になれば英語も話しやすくなります。日常生活に英語を取り入れて英語力の上達を目指しましょう。