海外旅行で食事を満喫するための英語フレーズ

2018年4月14日(土)

海外旅行で食事を満喫するための英語フレーズ

海外旅行の楽しみのひとつが現地での食事でしょう。その土地でしか食べられないメニューを堪能すれば、旅の思い出が色濃く残ります。しかし、英語が話せないとレストランやカフェなどで戸惑うことも多く、注文の際などに戸惑う人も多いかもしれません。

そんな不安を吹き飛ばすために、ここでは海外の飲食店で実際に使える英語のフレーズを紹介します。オーダーや会計の時にとても役立つフレーズばかりなので、覚えておくと安心です。スマートな英語で海外での食事を満喫しましょう。

店内に入ったら挨拶を交わそう

日本では、お店に入ると「いらっしゃいませ」という言葉がかけられますが、お客さんはそれに対してあまり返事をすることはありません。一方的な挨拶が主流の日本ですが、海外では店員の挨拶に対してお客さんも挨拶を返すのが一般的です。挨拶をしないとあまり良い印象を与えないので気をつけましょう。

よく使われるのが「Hello」です。直訳すると「こんにちは」という意味ですが、広い意味合いで使用されるので、この場合は「いらっしゃいませ」という意味になります。こちらも笑顔で「Hello」と挨拶を返してから席に着きましょう。もし来店するのが夕方以降であれば「Good evening」も使うことができます。

食事の注文時に使える英語フレーズ

メニューを確認したら早速注文をしましょう。このときに役立つフレーズは「I’d like the~.(~をお願いします)」です。

例えば、本日のスープを注文したい場合は「I’d like the soup of the day.」と続ければ伝わります。

同じメニューを2人分注文したい場合には、「We’ll both have the~.(~を2人分お願いします)」というフレーズが便利です。

他には「I’ll take a grass of red wine.(赤ワインをグラスでお願いします)」のように「I’ll take~」もよく使われる表現なのでぜひ覚えておきましょう。

海外でステーキを注文する際には、「How would you like that steak cooked?」とお肉の焼き方を聞かれます。ぜひ自分好みの焼き加減を英語で伝えましょう。軽く火を通した状態は「rare(レア)」、中心まで火が通っている一般的な焼き方が「medium(ミディアム)」、しっかりと火を通した状態が「well-done(ウェルダン)」、レアとミディアムの間が「medium-rare(ミディアムレア)」、ミディアムとウェルダンの間が「medium-well(ミディアムウェル)」です。細かい表現が理解できればできるほど、食事を楽しむことができます。

会計をスムーズに済ませるフレーズ

おいしい食事を堪能したら、最後にお会計です。テーブル席もしくはレジで、店員に「Could we get our check?(お会計をお願いします)」と伝えましょう。

海外ではクレジットカードを使用できるお店がほとんどなので、もしカードで支払いたい場合は「I’d like to pay by credit card.(クレジットカードで支払いたいです)」というフレーズが使えます。

支払いが終わりお店を出る際に、店員が「Thank you for coming today.(今日はお越しいただきありがとうございました」と声をかけてくれたら、「Thank you for a lovely meal.(こちらこそおいしい食事をありがとうございました)」や「It was delicious. Thank you.(とてもおいしかったです、ごちそうさまでした)」などのフレーズを返せるととてもスマートです。

食事も英語もスムーズに!

海外のレストランやカフェでは、「おいしかった」「すてきな雰囲気だった」「接客が素晴らしかった」など、お客さんが意思表示をして店員に伝える場面が多く見られます。簡単なフレーズだと「This is so good.(とてもおいしい)」「It’s pretty good.」などでおいしさを表現することができます。goodの他には「great」や「tasty」という表現も覚えておくといいでしょう。

一歩進んだ表現としては「I especially enjoyed this. I’ll have to come again!(この料理が特においしかった、また食べに来なくちゃ!)」のように満足したことを一言添えると店員も嬉しいはずです。

英語が苦手な人は無理して難しい言葉を使う必要はありません。簡単なフレーズでも満足したという気持ちは相手に伝わるので、ぜひ笑顔で英語を口に出してみてください。