英語で仕事の依頼を断るには?失礼にならないフレーズ3つ

2018年4月8日(日)

英語で仕事の依頼を断るには?失礼にならないフレーズ3つ

仕事上の人間関係は、ちょっとしたことがきっかけで気まずくなることがあります。とりわけ仕事の依頼を断る場面では、細心の注意を払ったコミュニケーションを心がけることが必要です。とはいえ、一般的なビジネスマナーに従って、相手に失礼のないよう、事情を説明したり丁寧な言い回しを使ったりすれば問題はありません。これは、日本語でも他の言語でも同じです。今回は、仕事の依頼を断るときに使える典型的な英語のフレーズを確認してみましょう。

取引先の依頼を断るフレーズ

断る相手が取引先の場合は、最も注意が必要です。一般的に、取引先は自社の収益の源泉となるものです。可能な限り依頼を断らない、というのがビジネスの鉄則といわれています。そのため、今回は断りながらも、今後の仕事につながる関係を維持しておくことが重要です。このことを念頭に置きながら、言葉と表現を選びましょう。

こういった場合によく使われる表現は、「I am afraid I must decline the offer this time.(申し訳ありませんが、この度のご依頼はお断りさせて頂きます)」というフレーズです。

ポイントは、「decline(辞退する)」という単語です。また、同じように「断る」を意味する単語に「refuse」があります。どちらもよく使われますが、「decline」のほうがよりフォーマルな表現といえるでしょう。例えば、「decline an invitation to dinner(食事への招待を断る)」など、丁寧な表現が要求される際に使われます。

上司からの依頼を断るフレーズ

取引先に比べ、相手が上司だとフォーマルさは多少和らぎます。しかしながら、組織としては指揮命令系統の上席にあたりますので、十分な敬意を払いましょう。また、何かしらの理由を付加することも忘れないでください。更に可能であれば、具体性のある理由を提示しましょう。というのは、理由によってはマネージャーとしての対応が必要になる場合もあるからです。

例えば、部下に過重な負担を与えている可能性や、経営判断が必要な事態が発生している可能性など、スーパーバイザーとしての判断に必要な情報を提供すれば、上司も納得してくれるはずです。例えば、「I really love to, but I can't.(そうしたいのは山々ですが、できません。)」の後に、「I'm booked solid.(予定がびっしり詰まっています。)」や「Those kinds of jobs are not for me.(その手の仕事は私には向いていません。)」など、ワンフレーズ加えるとスムーズなコミュニケーションが生まれるはずです。

同意できないときのフレーズ

仕事をしていれば、ある意見に対して同意できない場面に遭遇するときもあります。その際は、しっかりと反対であることを示しながら、それを柔らかい表現で包み相手に伝えましょう。

例えば、「I beg to differ with you.(失礼ながら同意しかねます)」などは、不同意を伝える際によく使われるフレーズといえます。「differ」は、かなり固い言い回しで使う単語です。ちなみに、「agree(同意する)」の反意後の「disagree(同意しない)」もよく使われています。その「disagree」よりフォーマルな「differ」を用いているため、明確な不同意を表現していて、ビジネス英語としてはピッタリです。ただし、そのままでは強硬に自説を主張する感じになってしまうので、「beg(懇願する)」という婉曲表現で和らげているわけです。

英語で依頼を断る時こそ気をつけて!

ビジネスシーンにおいては、明確な意思表現は非常に重要です。断りの意思ははっきりと伝えなければなりませんが、同時に相手へ失礼のないように配慮した表現を使うのが社会人として理想的な振る舞いでしょう。英語文化圏の人たちは直裁的な意思表現に寛容であるといわれることがあります。しかしながら、ビジネスにおいては世界共通のマナーが存在します。これは、日本語でも英語でも同じです。英語圏での会話においても、相手を気遣った表現を忘れないようにしましょう。