英会話では対話が大事!対話力を鍛えるコツ

2018年2月10日(土)

英会話では対話が大事!対話力を鍛えるコツ

英会話というとあいさつや簡単な会話のやりとりというイメージがあり、会話が長く続かないという悩みを抱える人も多いでしょう。

しかし、非常に大切なのは、あいさつをした後の対話にあります。「相手に何かを伝えること」「相手が伝えたいことを理解できること」が本当のコミュニケーションだからです。会話の本来の目的は、自分の考えを誤解されずスムーズに進む、良好なコミュニケーションを図ることにあります。対話が苦手だとコミュニケーションにも影響がありますので、ぜひ対話力を鍛えましょう。

英会話で対話が大切な理由「無言=肯定」

英語は世界共通の言語なので、英会話ができれば数多くの国の人と意思疎通ができるといっても過言ではないでしょう。しかし、世界で通用する英会話を目指すには注意したいことがあるので覚えておきましょう。

日本人は言葉に詰まると、会話の最中でもノーリアクションになったり無言になりがちです。しかし、国際的には無言でいることは「肯定」と取られてしまう恐れがあるのです。また、何を考えているかわからない人と思われてしまうこともあるでしょう。日本人には「暗黙の了解」が通じても、世界的には対話をすることで、相手に対し自分がどう思っているかを表現することがとても大事なことなのです。

そこで、英会話を学ぶときには、常に自分が伝えたいことは何かを意識することをおすすめします。英会話の中で誤解されやすい「YES」「NO」に関しても、ケースバイケースで覚えておくと良いでしょう。自分は肯定したつもりでも、会話の前後の内容によっては反対の意味になる場合もあります。会話についていけず「無言」にならないためには、日ごろからリスニング力を鍛えておくことが重要です。それでもわからないときには、曖昧にほほえむのではなく「わからない」ことをきちんと意思表示しましょう。

日常英会話で対話するための質問と答え方

日常英会話で困らないようにするためにすべてを完璧に覚えるのは大変なので、よくある対話の質問と答え方を覚えておくと便利です。

例えば、親しい人からのあいさつ「How have you been? What’s up?」などに対しては「It’s going well.」と答えます。相手に時間があるか聞きたいときの質問「Do you have time now?」に対しては「I’m free now.」や「Sorry, but could you give me a minute?」が良いでしょう。また、相手の食べ物の好みを知りたいときの質問「What is your favorite food?」には、「I like ~.」で応えます。「Where were you born?」は誰に対しても使いやすい質問で、「I was born in ~.」と答えます。もし相手の言葉がよく聞き取れないときには、「Could you speak more slowly?」と伝えるとゆっくり話してくれるでしょう。

ビジネス英語での対話のコツは意見をハッキリ伝えること

ビジネス英会話では、ハッキリと自分の気持ちや意見を伝えることが重要です。海外では日本人のように空気を読む習慣はありません。

相手の言っていることが理解できない場合には「Let me check my understanding. How can you be so sure?」を使います。ビジネスではわかったふりは厳禁で、理解できるまで対話することが大切です。仕事で助けが必要な場合には「I’m having trouble with~. Do you know who can help me?」と伝え「Do you have a minute?」と尋ねてからお願いしましょう。

車で送るときは「Need a lift?」「Need a ride?」と質問し、「Thanks, I appreciate it.」または「I’m good, but thanks for the offer.」と答えます。

また、どんな仕事をしているのか「So what do you do here?」と質問されたら、「I am(the manager of this project).」のように答えます。

このように、ビジネスでよく使われる定型文を覚えることで、自分の意見をハッキリと伝えることができるようになるでしょう。

英語での対話では意思表示をすることが重要

英話での対話には意思表示が大切です。日本の「黙っていても通じる」という考えは、国外では通用しないことを認識しておくことが必要です。それには、自分の意見に自信を持って伝えることが重要でしょう。

日ごろから周囲に合わせるだけで満足するのではなく、自分の意見をしっかり持ちブレないことも大切です。人にはさまざまな考え方や価値観があることを認めることにより、自分の考えにも自信を持つことができるようになるのです。英語での対話で自分の意思表示をしっかり行い、さまざまな国の人たちとコミュニケーションを楽しみましょう。