英会話上級者になるために「相づち」をマスター!

2018年2月1日(木)

英会話上級者になるために「相づち」をマスター!

日本語で会話をするとき、相手に対して「話を聞いているよ」という意味で相づちを打っていませんか?。普段あまり意識しないかもしれませんが、友達や家族に使う相づちと、仕事で上司や取引先など、ややかしこまった場面で、目上の方に対して使う相づちは違うものです。英語にも相づちがあり、日本語同様に多少の使い分けが必要になります。相手や状況に応じて正しく相づちを使えるようになれば、コミュニケーションがより自然でスムーズになるでしょう。ぜひ英語の相づちをマスターしてみませんか。

最初にマスターしたい基本的な相づち

英会話を上達のためには、まず日常生活でよく使う相づちを覚えて、あらゆる場面で実際に使ってみることが大切です。最初は意識して繰り返し使っていくと、徐々に自然な相づちが打てるようになります。また、英語ネイティブの人と会話をしながら、相手の相づちを観察し「このようなときは、こうやって使うのだな」と学び取る方法も有効といえます。

友達、家族、同僚などの間でよく使う相づちは「Uh-huh」「Right」「Sure」などがあります。「Uh-huh」は「ふーん」「それで?」というようなニュアンスで、話をちゃんと聞いてますよ、それでどうなったのですか、など相手の話をさらに促すようなときによく使われます。また、単なる会話中の間合いのような役割もあります。ややカジュアルな言葉なので、ビジネスシーンでは使い方に気をつけましょう。

「Right」や「Sure」は「そうですね」という意味を含む相づちですが、相手が話す内容に対して共感している意味合いをもちます。

That's+形容詞を使った相づちの仕方

相づちには「That’s+形容詞」という形式もあります。毎回「Uh-huh」「Right」「Sure」などの相づちばかりだと、英会話が単調になりがちなので「That’s+形容詞」の相づちをマスターするとよいでしょう。

That’sをつけることで、会話をしている相手に対して「たしかにそうですね」「その通りですね」といった、肯定や共感をより強調することができます。また、カジュアルな場面だけでなく、フォーマルな場面で使っても不自然ではありませんので、覚えておくとよいでしょう。

よく使われる形容詞は「great」「interesting」「too bad」などがあり、That’sを前につけるだけで「それはすごいですね」「それは興味深いですね」「それは残念でしたね」のようなニュアンスになります。さまざまな形容詞を用いることで、相づちのバリエーションが広がります。

副詞を使った相づちの仕方

日本語で話しているとき、相手に対してとても共感した場合に「本当にその通りですね!」と相づちを打つことがあるのではないでしょうか。英語では、相手に対し自分も全く同じ考えだということを強調して伝えたいときに「Absolutely」「Definitely」「Exactly」などの副詞を使うだけでOKです。これらは「ごもっともです!」「まさにその通り!」「間違いない!」などの意味合いがあります。

また、相づちをうつときには言葉だけでなく、強く同意しているという感情を込めて伝えることもポイントです。顔の表情やジェスチャーを交えるとより伝わりやすくなります。一方、よく使ってしまいがちな相づちのひとつに「really?」というものがあります。「え?ほんと?」「そうなんですか?」といったニュアンスで伝わることがあり、同意しているというよりは、やや相手の話を疑っているというニュアンスに受け取られる可能性があります。強く同意していることを伝えたいとき、「really?」は誤解を受けがちなので注意が必要です。

英会話における相づちの注意するポイント

英会話の上達を目指すならば、相づちの適切な使い方をマスターする必要があります。相づちには、話をしっかり理解した、話をちゃんと聞いていますよ、という意味があります。さらに、相手の話を聞いたうえで自分の感想を手短に返すという役割もあります。

相づちのバリエーションが欠けると会話は単調になりますし、コミュニケーションに支障をきたす可能性もあります。いままで相づちで「Yes」「No」だけを使っていたのであれば、さまざまな相づちをマスターしてみてはいかがでしょうか。また、感情表現を豊かにしたり、ボディーランゲージを使うとより会話がはずみます。