1泊2日を英語で言うと?旅行の話で使える英会話

2018年1月21日(日)

1泊2日を英語で言うと?旅行の話で使える英会話

外国人の知り合いや友達との会話では、旅行話で大いに盛り上がることがあります。旅行に関する英語表現を覚えておくことで、相手がより内容を理解しやすくなります。

たとえば、「1泊2日の旅をする(した)」と伝えたいとき、どう話せばよいのでしょうか。この場合いくつかの表現がありますので、相手や状況に応じて使い分けてみましょう。また、旅先で実際によく使われる、おなじみの英語表現についても紹介します。

1泊2日は英語で3種類もある!

旅行には宿泊を伴うことが多いですが、「1泊2日」は英語でどう言えばよいのでしょうか。この場合、主に3種類の表現がありますので、覚えておくとよいでしょう。

「I went on a trip for 2 days」は、「2日間旅行に行きました。」という意味になりますので、必ず1日はどこかで泊まったことになります。

「I stayed in the hotel for 1 night 」は、「一晩ホテルに泊まりました。」という意味です。2日かけて旅行に行ったということになるのでこちらも1泊2日です。

最後に「I am going on an overnight trip」は、「1晩泊まりで旅行に行く予定だ。」という意味です。日本語では1泊2日とひとことで済む表現も、英会話ではいくつかのパターンがあります。

  • ▶同じ意味でも様々な言い回しを使いこなすためには?
  • 旅行は移動するもの!往復と片道を英語でいうと?

    旅行では飛行機、電車、船、バスなどさまざまな乗り物で移動することが多くなります。覚えておくとよいのは往復や片道切符を購入する際の表現です。急いで切符を買わなければならないときに、相手に伝わらないと困ります。

    まず「往復切符」ですが、アメリカ英語では「a round-trip ticket」、イギリス英語では「a return ticket」と単語が違います。窓口で切符を購入するときは「a round-trip ticket for 場所, please」、「a return ticket for 場所, please」で通じます。2人分であれば「2 round-trip tickets for」のように言えば大丈夫です。

    次に「片道切符」を購入したいときはアメリカ英語で「a one-way ticket for 場所, please」、イギリス英語では「a single ticket for 場所, please」と伝えます。アメリカでは「Round trip or one-way?」と窓口で聞かれるはずです。 

  • ▶旅行や留学など現地で生きた英語が学べる方法とは?
  • 旅行先で食事をテイクアウトしたい!

    食事は旅行の楽しみのひとつです。日本では食べ物を持ち帰るときに「テイクアウト」という表現をよく使います。英語では「take out」となり、間違いではありませんが、しかし、なぜか英会話では「take out」をあまり使いません。では、食事を持ち帰りたいときに、どのように言えば伝わるのでしょうか。

    この時に、アメリカ英語とイギリス英語で違う場合があるので注意が必要です。アメリカ英語では「to go」、イギリス英語では「take-away」をよく使います。たとえばファストフード店でチーズバーガーをテイクアウトしたいときは、アメリカ英語では「one cheese burger to go」と伝え、イギリス英語の場合には「one cheese burger, take-away」と言いましょう。

    ちなみに、アメリカ英語では店員さんが「For here, or to go ?」とよく聞いてきます。これは「店内で食べますか?それともテイクアウト?」という意味です。ちなみに「店内で」という表現はイギリス英語では「For here」のかわりに「eat-in」をよく使います。 

    英語で旅行の話をして楽しもう!

    英会話には、1泊2日という表現だけでも複数のバリエーションがあります。また、旅行で使うちょっとした英会話でも、アメリカ英語かイギリス英語で表現方法が違うことがあります。紹介したフレーズは、その土地に住んでいればほぼ定番の表現ばかりです。

    その他にも、旅行に関する定番フレーズはたくさんあるので、覚えると英会話の幅が広がります。さらに、会話相手がどの英語を使うかによって使い分けができるようになれば、英会話をより楽しめるようになるでしょう。