2017年10月28日(土) ※追記:2020年5月7日(木)
初対面の相手と友達になる・関係性を築くため、自己紹介をするのは日本語なら簡単なことです。
もっとも、英語となると少々難しいでしょう。
慣れていない言語で自己紹介をするのは大変ですが、フレーズさえマスターしてしまえばすんなりと自分のことを相手に知らせられます。自己紹介で流暢な英語を披露できれば、例えば留学時の初回授業・ホームステイでの初対面の挨拶での印象も格段に良くなり、興味を持ってもらいやすくなるためぜひとも勉強しておきましょう。中学生レベルの英語力で賄える、英語初心者の方でも用いりやすいフレーズをご紹介します。
自己紹介で話すことは大体決まっています。
ここでは自己紹介でよく話されることのフレーズ集を紹介しましょう。
名前
I am ○○.(私は○○です)
初対面の相手に名前を教えるのは基本中の基本です。
学校ではMy name is ○○.と習いますが、これはあくまでもフォーマルな言い方なので普段の挨拶ではこちらを用いましょう。山田太郎が名前なら、I am Taro Yamada.と伝えればいいです。海外では名前を先に、苗字を後にするのが一般的なので注意しましょう。
Please call me ○○.(○○と呼んでください。)
相手と気軽に話せる間柄になりたい場合は、自分が普段呼ばれているニックネームを伝えましょう。他の人から太郎ちゃん、と呼ばれているなら、Please call me Tarochan.といいます。
出身地
I am from Tokyo.(東京出身です。)
どこに住んでいるかを伝えたい際はこのフレーズを使いましょう。
大阪出身ならTokyoの部分をOsaka、名古屋出身ならNagoyaにそれぞれ変えればいいです。もちろん、日本に住んでいますという意味でJapanを使ってもかまいません。
I was born in Tokyo but I grew up in Yokohama.(東京生まれですが、横浜育ちです。)
自分の生い立ちを細かく紹介したい場合は、やや高度になりますがこのように話すのがいいです。
趣味
I like watching movies.(趣味は映画鑑賞です。)
趣味は自分がどういう人間かを伝えるのにうってつけの項目です。
もし英語勉強が趣味なら、I like studying English、本を読むことが好きなら、I like reading book、などと話しましょう。My hobby is~という言い回しを使うのもOKです。andを用いて趣味を複数紹介することも会話の良いきっかけになることでしょう。
先ほどは日常生活で使われる一般的なフレーズを紹介しました。
ここからはビジネス(社内・社外・業務中)のシチュエーションで使われる例文を紹介していきます。フォーマルな場面で使われる単語は、例えば役職名など日常生活で使われる単語とは少し違ってくるので注意しておきましょう。
名前
My name is ○○.(私の名前は○○です)
ビジネスの場面で自己紹介をする場合は正式な英語を使うべきです。
My name is Taro Yamada.などとまずは話すようにしましょう。
仕事内容
I am a sales person.(私は営業担当です)
自分がどんな部署に所属し、どのような仕事を担当しているかを伝えるのはビジネスの基本です。
エンジニア部門に所属しているのならば、I am a engineer department.といいましょう。
会社名
I work for ○○ of ABC.(○○関係の仕事をABC社にてしています)
自分の勤める会社の業種を伝えるとより相手に伝わる印象が明確になります。
IT関係に勤めているのならば、I work for infomation technology.です。
自己紹介を終えたら次は相手に質問してみましょう。
これについても基本のフレーズがありますので、それさえ練習しておけば問題ありません。
名前
May I ask your name , please?(お名前をお聞きしてよろしいですか?)
学校ではCan I have your name?という表現を習った方も多いでしょう。
もっとも、ビジネスの場では丁寧な表現が求められますので、こちらを使ったほうが望ましいです。
What should I call you?(なんとお呼びすればよろしいですか?)
ビジネスの場といえど呼びやすい名前があるに越したことはありません。
このように訊ねれば、相手がニックネームを伝えてくれる場合もあります。
仕事内容
What do you do?(どんなお仕事をしていますか?)
直訳すると何をしていますか?という表現ではありますが、英語ではこれで仕事内容を質問するフレーズになります。より具体的に質問したい場合は、What kind of job do you have?という表現を使いましょう。
出身地
Where are you based?(どこに住んでいますか?)
Where do you live?という表現もありますが、これはやや形式的すぎて好ましくない表現です。
ネイティブの方はこちらの方をよく使います。
大学の専攻
What's your major?(大学では何を専攻していましたか?)
海外では大学の専攻をもとに人を判断することが多いです。
日本では馴染みのない表現ではありますが、遠慮なく質問していきましょう。
家族構成
How big is your family?
アメリカなどでは家族を大事にするため、他人の家族構成も遠慮なく訊ねます。
親しい間柄になりたい相手にはこうした質問もぶつけていきましょう。
休日の過ごし方
Please tell me about how you spend your days off?
(休日の過ごし方をお話してくれませんか?)
休日の過ごし方を聞けばより距離感は親密になります。
続いては先ほど紹介した質問をこちらにぶつけられたとき、どう答えたらいいかを考えていきましょう。
誕生日、年齢
I was born on April 12th in 1983.
自分の誕生日や年齢はあくまでシンプルに話すだけでいいです。
自分の生い立ちを具体的に話す必要はありません。日本語では西暦を先にいいますが、英語の場合は月を初めに話すのが基本です。日付は2日ならsecond、30日ならThirtyなどとしましょう。西暦を言葉にする際は二桁ずつ発音します。1983年なら、nineteen eighty threeと話せば大丈夫です。
その他の表現としては、My birthday is ○○,というものもあります。
大学の専攻
My major is ○○ at university.(大学では○○を専攻していました)
大学生の方は、自身の学部・専攻を答えたい際はこうした表現を用いましょう。
家族構成
I live with wife, son, daughter.(妻と息子と娘がいます。)
家族構成を答えたい場合は、年長の人から紹介していくのが基本です。
ほかに兄がいるのを紹介したい場合はSenior brother、妹がいるのを紹介したい場合はyounger sisterといった単語を使いましょう。
休日の過ごし方
I play soccer.(サッカーをして過ごしています。)
普段の過ごし方を答えたい場合はこうした表現を使いましょう。
また、旅行などの予定が入っている場合は、I am going to Kyoto.などといった表現を使ってみるのもいいかもしれません。
ここまで一通り自己紹介のときに使う英語フレーズを紹介してきました。
もっとも、これだけではまだ不安という方も多いのではないでしょうか。
特に相手と話した後、別れ際に握手をしながらどんなフレーズをいうか、などは悩ましいところです。
自然な挨拶ならgood bye.などが思いつくところですが、もう少し思い切って、Have a nice day.などといってみてもいいでしょう。
その他、I'm looking forward to seeing you next.といえば、次に会えるのを楽しみにしています、という風に伝えることができます。重要なのは相手と話せてうれしかったことを伝え、相手もまた会いたいと思えるような言葉を伝えましょう。
その他のコツとしては、初対面の相手に対しては基本的にポジティブな話をしたほうがいいのです。日本人と話すときも同様ですが、ネガティブな話ばかりする相手とはなかなか付き合いづらいものです。ポジティブな話をして、この人といればいい話が聞けそうだ、という印象を与えるようにしましょう。
英会話を学ぶ手段はたくさんあります。
最短で英語力をつけたいというのならば、オンライン英会話のレッスンを受けるのがおすすめです。ZOOMなどの電話会議ツールを用いたスクールも増えています。基本的な英語フレーズを中心に教えてくれますので、すぐに外国人相手にプレゼンもできるようになります。
また電話やビジネスメール、転職面接の場などではまた表現が異なってくることもあります。
シチュエーションに応じた表現の違いについても勉強してみることをおすすめいたします。