自分を魅力的に伝える英語の自己紹介

2017年10月28日(土)

自分を魅力的に伝える英語の自己紹介

初対面同士では、第一印象が左右する自己紹介が大切なのは言うまでもありません。自分を紹介することは、いざやってみるとなかなか難しいものですが、一度できてしまえば、次からは意外とすんなりいくものです。

自己紹介は、短い時間の中で自分の魅力を伝え、相手に興味をもらってもらうことが大切です。英語での自己紹介にもさまざまフレーズがあり、使い方によって伝わる意味も違ってきます。ここで紹介するフレーズを上手に使って、自己紹介を円滑なコミュニケーションツールにしましょう。

すぐに使える!定番の英語での自己紹介

自己紹介の第一歩は、まず名前を伝えることで、“Hi”、“Hello”といった切り出しから、"I am ○○."と名乗ります。このとき、"This is ○○."と言っている人がいますが、"This is ○○."は電話のときだけに使われるフレーズなので、自己紹介で使うのはNGです。また、英語圏の人は日本人の名前に馴染みがないこともありますので、"Please call me ○○."(○○と呼んでください。)と続けてもいいでしょう。英語圏の人たちは、日本語の名前が4文字以上になると覚えにくいとも言われており、愛称で覚えてもらうことは、コミュニケーションにおいて大切な意味を持ちます。

出身や仕事内容を伝えるのも、自己紹介の定番です。出身地を言う場合は、"I am from Tokyo."(東京出身です。)、"I was born in Tokyo but I grew up in Yokohama."(東京生まれですが、横浜育ちです。)などと言います。このとき、"My hometown is Tokyo."(私の故郷は東京です。)のように"hometown"を使う人もいます。間違いではありませんが、"hometown"は生まれた町を意味するので、出身地にもっとも馴染みのある場所を選ぶアメリカ人は、自己紹介で"hometown"を使いません。

次に、趣味を伝えてみましょう。同じ趣味を持った人がいれば親近感もわき会話が弾むきっかけにもなりますので、準備しておくといいでしょう。趣味を話すときには、たとえば"I like watching movies."(趣味は映画観賞です。)などと言いましょう。"like"を"love"に変えると、より一層興味があるというニュアンスになります。しかし、"My hobby is ○○"という言い方は避けましょう。"My hobby"を使うと、「それだけしか趣味がない」というニュアンスになり、堅物なイメージを与えることになってしまいます。

自己紹介ひとつで大変に思えるかもしれませんが、相手に自分を知ってもらうことが何より大事と考えれば、どんなフレーズを使おうかと考えるのも楽しくなってきます。

ビジネスで使える!印象を良くする自己紹介フレーズ

ビジネスシーンでの自己紹介は、カジュアルな場でのそれとは多少違ってきます。

名前を名乗るときも、"I am ○○."ではなく、"My name is ○○."と言うのがスタンダードです。"I am ○○."だと、「私」が話の中心になってしまい、少し偉そうに聞こえます。

自分の仕事を伝える場合、まず仕事内容を話すのが一般的で、"I am ○○."と言います。たとえば営業マンなら"I am a sales person."と言い、会社員なら"a sales person"の部分を"an office worker"に、自営業なら"a self-employed"に変えてください。また、「~関係の仕事をしています」という言い方もあり、この場合は、"I work for ○○."と言います。IT関連の会社なら"I work for an IT related company."(IT関連の仕事をしています)と言います。"an IT related company"の部分を、"a real estate company"(不動産)、"a food company"(食品)などに変えてください。会社名を伝えたいときは、"work for"を使い、"I work for ○○ Co., Ltd."(○○株式会社に勤めています。)と言います。ほかにも、"I'm the manager of the Sales Department."(海外営業本部の部長をしています。)、"I've been with the company for 5 years."(5年間勤務しています。)などと、自分の仕事を説明することができます。

ビジネスシーンにおいて英語で自己紹介をするとなると、カジュアルな場より緊張してしまいそうですが、さまざまなフレーズを引き出しに入れておき、いつでも取り出せるように準備しておくことが大切です。前述した趣味の話や出身地の話をするのも良いでしょう。

恥をかかないために!自己紹介で大切なポイント

日本人が英語で自己紹介するときに困るのが、最後の「よろしくお願いします」にあたる英語の選択です。わからないからといって最後の挨拶を言わずに終わってしまうのは相手に対し失礼にもなります。この時日本人がつい使いがちなフレーズが"That’s all."や"That’s it."です。どちらも「以上です」「これで終わりです」といった意味ですが、会議や講演などの終了にも使われるフレーズで、今まで楽しそうに話していたことが、一気に堅苦しい挨拶に変わってしまい、相手は「もう話したくないのかな」と思ってしまいます。こんな時は"Nice to meet you."と言いましょう。これなら「まだまだあなたと話したい」というポジティブな印象を与えることができます。

また、自己紹介は自分の生い立ちを話すシーンではないので、年齢や出身地などの情報はシンプルに伝えることを心がけましょう。年齢ではなく誕生日を伝えることもありますが、日付の言い方に注意が必要です。"I was born on April 12th in 1983."(1983年4月12日生まれです。)という風に「月+日 in 西暦」の順に言いますが、「日」は「~番目」という言い方をします。1日なら"first"、12日なら"twelfth"、23日なら"twenty third"です。西暦は、1999年までは2桁ごとに区切って言います。1983年なら"nineteen eighty three"です。ただ、2000年代だけ言い方が違います。2000年は"the year two thousand"、2001年は"two thousand and one"、2002年は"two thousand and two"になり、2010年以降は、2桁ごとに区切って"twenty ten"と言います。

それから、欧米人の自己紹介では、ビジネスシーンで趣味を伝えるのは一般的で、また自分の性格を伝えることも大事です。ただし、いずれもネガティブな話は御法度です。日本では謙遜として受け取ってもらえるような話でも、言葉を文字通りに理解しやすい欧米人には通用しません。

まずは基本的な自己紹介から始めよう!

相手に自分を知ってもらうための第一歩が自己紹介です。そのためには、自己紹介で使うフレーズをたくさんストックしておくべきです。まずは基本的なフレーズを覚え、実際に使ってみましょう。日本語で自己紹介を書いてみて、使いたいフレーズを探してみるのもいいでしょう。自己紹介は、一度出来上がってしまえば、次からはそれを応用し簡単な修正で済ませることができます。最初は間違ってしまっても構いません。自信をもって、そして笑顔を忘れずに自己紹介をしてみてください。