2017年7月31日(月)
英語での挨拶と言えば何を思い浮かべるでしょうか? “Hello”や“How are you?”など学校で習ったフレーズがすぐ思い浮かぶ人が多いかもしれません。
しかし、実際に使われている挨拶の表現は無数にあり、日本語のように目上の方に使う敬語や友達同士などカジュアルな場面で使うものなどの使い分けも必要です。
そこで今回は、シーン別に相手に合わせた挨拶をご紹介します。上手に使い分けできれば、日常のコミュニケーションがワンランクアップするはずです。
英語の挨拶と言えば、学校で習う“Hello”、”How are you?”が基本となります。ネイティブでもこれら基本の挨拶を使いますし、日常使うには問題はありませんが、少し違った表現を知っておくと楽しいですよね。
有名な表現として、フォーマルな場所では“How do you do?”と言います。または、“It is a pleasure to meet you.”は、ビジネスで初めて会う場合や、目上の方に使う挨拶です。
対して、親しい間柄であれば、“What’s happening?”、直訳すれば「なにが起こっているの?」というような挨拶もあります。これは慣れていなければ少し驚いてしまうかもしれませんね。また、このような挨拶に返答するときも、“I’m fine.”だけではボキャブラリーに欠けます。調子が良いなら、“I’m pretty good.”良くないなら“I’m sick.”と言った表現がおすすめです。“Pretty”には、かわいいだけでなく「とても」という意味もあり、初めて聞くと「かわいい?」と頭に「?」マークが浮かんでしまうかもしれません。
初対面であれば、当然初めましてという意味の“Nice to meet you.”が基本となります。しかし、これだけではその後が続きません。
名前を聞くときは、“What’s your name.”と聞くよりも、“May I ask your name?”と、「お名前を伺ってもよろしいでしょうか。」という聞き方にしましょう。英語にも、日本語と同様に敬語というものがあります。また、友達からの紹介など、カジュアルな場面であれば“I heard that…”というように、「あなたは…だと聞いています。」と言った会話の続け方も良いでしょう。
仲良くなるには相手に興味を持ち、相手を知ることが必要です。“What do you do in your free time?”と、趣味を聞いてみると会話が弾むことでしょう。ただ、いきなり質問攻めにされると驚いてしまうでしょうから、自分から趣味や好きなことについて話し始めるのも良いでしょう。
久しぶりに会うとき、日本語でも「元気だった?」や「久しぶり!」と言いますよね。英語も同じで、“How have you been?”や、“Long time no see you!”と言います。
しかし、これは友達や親族など、親しい間柄でのみ使われます。ビジネスなど公の場であれば、合う頻度が少なくなり、久しぶりですねという機会が多くなるはず。“Good see you again. How have you been keeping?”と、「またお会いできて嬉しいです。お元気にされていましたか?」と言った表現が好ましいでしょう。
もちろん、ビジネスでも親しい間柄であれば“Long time no see.”などを使用して構いません。英語では、どのように言うかよりも、態度や表情などのほうが大切です。少しくらい言い方を間違えたとしても大丈夫ですよ。
日本と同じように、ビジネスの場面やや目上の方には丁寧に、親しい間柄であればカジュアルに言う言い回しがあることをご紹介しました。
挨拶は会話の基本ですし、最初さえ失敗しなければ、後は流れに任せれば良いのです。最初は使い分けが難しいかもしれませんが、何回も使ううちにどのように言えば良いかが自然と染みついてくるものです。特にビジネスの場合は第一印象が大事。失敗しないよう、丁寧な言い回しをぜひ覚えておいてくださいね。