ついポロリ!分からないのにあの英語フレーズを出しちゃった !?

2017年2月9日(木)

ついポロリ!分からないのにあの英語フレーズを出しちゃった !?

英語圏の文化が無数に届く現代では、ちょっとした英語のフレーズがブームになることも珍しくありません。例えば一時期流行した「You can do it!」もそのひとつ。これを合言葉に多くの人々が心を寄せ、未来に夢を持ったようにうかがえます。

かっこいいロック歌手のキメ台詞や、ドラマで女優が呟いた一言、またはアメコミのヒーローが放った言葉など、素敵なフレーズに酔いしれる機会はあちこちに溢れています。今回はそんなクールなフレーズについて100人の男女にアンケートを行いました。

「さすがにそれは…」石橋を叩いて渡る堅実派

本当はあまり理解していないけど、つい使ってしまう英語のフレーズはありますか?

本当はあまり理解していないけど、つい使ってしまう英語のフレーズはありますか?

アンケートでは「いいえ」が62票となり、「はい」を大きく上回りました。

  • 何となく自分で把握していないと、つい使うこともないかなと思います。
  • (40代/女性/会社員)

  • 理解していないフレーズを下手に使うと、後で恥をかいてしまうから。
  • (20代/男性/パートアルバイト)

  • 理解していない言葉をカッコつけて話し、失敗したらダサいので使いません。
  • (20代/女性/学生)

  • 特にない。IT関係の専門用語は英語だと思うけれど、自信がないときは使わないから。
  • (50代/女性/自由業・フリーランス)

  • あまり英語が得意ではないので、フレーズをそんなに知りません。
  • (20代/女性/会社員)

6割以上の方が思いつくフレーズがないと答えています。一度聞いただけで身に着けるのは、予想以上に難しいのかもしれません。それに、知ったかぶりをして話しても、相手の誤解を招く危険性もあります。

話がよい方向へ進んだらラッキーですが、人間性を疑われるような結果になれば大変です。堅実だからこそ軽々しく口に出来ないと言う声が目立ちます。

「やってみよう!」とにかく真似するチャレンジ派

そして「はい」は38票となりました。

  • 「プリーズ」何でもプリーズを付ければよい訳ではないと分かっているが、とりあえず使ってしまう。
  • (40代/女性/自由業・フリーランス)

  • 「アンニュイな感じがいいよね」と言うけど、アンニュイの意味を理解していない。
  • (30代/女性/会社員)

  • 海外駐在を経験している上司が「It’s no big deal.(たいしたことないよ)」を使います。何となく格好よく聞こえるので、私もマネするようになりました。
  • (40代/男性/会社員)

  • No,kidding.といった合いの手です。言いやすいのでついつい使ってしまいます。
  • (30代/女性/公務員)

  • ルーティンと言うフレーズは何となく使って、英語通ぶってしまう。
  • (30代/女性/専業主婦)

使うと答えた方の中にも多少なりの違いが見て取れます。一文をそのまま使っている方と、お決まりの英単語をつける癖のある方や、日本語の中に英単語をミックスして使う方に分かれました。

正しく意味を理解していなくても、その場のノリで会話に組み込んでみたり、かっこつけるために真似をしてみたり…チャレンジ精神の旺盛な方ならではかもしれませんね。

「もう大丈夫!」不安とも恥ともこれからは無縁の生活です

アンケートでは「口にしない」という方々が大部分を占めました。こういった堅実派の皆さんはコツコツと覚え込むことで、自信がつく可能性があるでしょう。また、少数派とはいえ、4割近い方々がフレーズを口にする習慣があると分かりました。彼らチャレンジ派は実体験で学ぶことに優れているのかもしれません。

しかし、いずれにせよ誰かと会話をする以上、自分の発言に責任を持つのがマナーと言えるでしょう。それに、折角良いフレーズを知っているのなら、意味を知ることで更に言葉を活かせるかもしれないのです。

自信が無いまま済ませるのではなく、短期間でクールな英語のフレーズをしっかりと身に付けてみては如何でしょう。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2016年11月16日~2016年11月30日
  • 有効回答数:100サンプル