英語が使えたら…暗記だけじゃなくて実践したい時はいつ?

2017年2月2日(木)

英語が使えたら…暗記だけじゃなくて実践したい時はいつ?

日本では義務教育である中学生の段階で英語を学び始めるケースが多いですが、その教育法はテストのための勉強として文法や単語を暗記することが多く、実践ではなかなか活用出来にくいと言われているようです。

英語を使いたい場面で、何年も勉強したはずなのに結局使えなかったという経験を持つ人も少なくないでしょう。

そこで、フレーズを暗記するだけでなく、最も使えるようになっておきたいと思う時はどのようなシーンなのかアンケートをとってみました。

毎回異なる道案内は、フレーズの暗記だけでは対応できない

英語のフレーズを暗記しておくだけでなく、実際の場で最も使えるようになっておきたいと思うシーンは次のうちどれですか?

英語のフレーズを暗記しておくだけでなく、実際の場で最も使えるようになっておきたいと思うシーンは次のうちどれですか?

アンケートの結果、最も多かった回答が「道案内」でした。

  • これからオリンピックなどもあり外国人観光客が増えると思うので、困っているときに使いたいと思った。
  • (20代/女性/無職)

  • 観光に来ていた外国人の方に道を尋ねられた時、英語で答えることが出来ずに携帯の地図を使って説明したから。
  • (10代/女性/学生)

  • 外国に行く機会はないけれど、日本に来た外国の方に道案内をする場面はありそうなので。
  • (40代/女性/パートアルバイト)

  • 外国の方に道を聞かれたことがあるので、上手く説明出来るようにしておきたいです。
  • (30代/男性/契約派遣社員)

日本で生活している中で、最も遭遇するケースが多そうな道案内が出来るようになりたいという方が多いようですね。

オリンピックを控え、国は海外からの観光客数誘致に積極的ですし、道を尋ねられるシーンに遭遇する確率はさらに高まりそうです。 道案内の場合、人によって目的地などが違う訳ですから、ただフレーズを暗記しているだけの対応ではなかなか難しいということなのでしょう。

毎回異なる問いに瞬時に的確に答えるというのは、しっかりとした基礎英語力が無いと難しいものです。

英語が出来ないとビジネスチャンスを逃してしまう危険性も!?

アンケートの結果、「レストランや店での注文の会話」に次いで、「ビジネスで使える会話」、「知人や恋人との会話」の順となりました。

レストランや店での注文の会話

  • 海外旅行に行ったときに、現地の美味しい食事を味わいたいから。
  • (60代/女性/専業主婦)

  • 注文の際の会話は、海外に行って一番使うと思うから。 頼むことは頼めるけど、店員さんに話しかけられても分からないことが多いから。
  • (20代/女性/会社員)

ビジネスで使える会話

  • 実際の場で最も使えるようになっておきたいと思うのは、ビジネスシーンで使える会話ですね。他は身振り手振りでもいいから。
  • (30代/男性/会社員)

  • 最近は国内でも外国人旅行者が多くなっていることから、旅行先などで自由に会話と行動をし、有益な情報を得てビジネスに活用したい。
  • (60代/女性/専業主婦)

知人や恋人との会話

  • 身近な人とコミュニケーションをとれたほうが楽しいので、実際の場でも使えるようになりたい。
  • (20代/女性/無職)

  • 親しい人との会話では、心を通わせて話をすることから、道を聞いたり注文をするなどの決まったフレーズではなく、たくさんの語彙や会話力が必要だと思うから。
  • (40代/女性/その他専門職)

海外旅行に行った時、注文するだけならメニューを指差しすれば良いかもしれませんが、それがどんな料理でどの位の量か等はしっかりした会話が出来ないと難しいですし、好みなどを問われた時にも正確に伝えたいですよね。

ビジネスシーンにおいては外国の方との取引は勿論ですが、接客業などでも海外からの旅行者が増え、英語が出来ないとチャンスを逃してしまうというシーンもあるかもしれません。

出来るだけ自分の言葉でコミュニケーションを!

アンケートの結果を見ても、キチンと自分の言葉でコミュニケーションを取りたいと考えている方が多いことが伺えました。

道案内でもレストランなどでの注文でも、その気になればスマートフォンなどを利用すれば出来るかもしれません。しかし、自分の言葉でコミュニケーションを取ることが重要ということなのでしょう。 実践的な英語が出来ることで積極的に海外旅行に行ったり、英語が役立つ職場に就こうと思ったり、自分自身の行動にも大きな影響を与えてくれるかもしれませんね。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2016年11月16日~2016年11月30日
  • 有効回答数:100サンプル