ビジネス英語を学びたい!覚えておきたいシーンはどれ?

2016年12月15日(木)

ビジネス英語を学びたい!覚えておきたいシーンはどれ?

グローバル化に伴い、仕事で英語を使うことが増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一口にビジネス英会話といっても、ビジネスにはさまざまな場面があり、必要な言い回しも違ってきます。どんな場面でも完璧にこなすことが理想ですが、これから英語を学ぶ方にはハードルが高いですよね。優先順位をつけて効率よく学びたいところですが、重要なビジネス英語とはどんなものでしょうか。

そこで皆さんが最も重要と思うのはどんな場面なのか、アンケートを取って聞いてみました。

ビジネスの基本・人間関係を築く「日常会話」が最優先!

ビジネスで英語の言い回しを優先的に覚えておきたいと思う場面はどれですか?

ビジネスで英語の言い回しを優先的に覚えておきたいと思う場面はどれですか?

最も多くの人が回答したのは「日常会話」。具体的にはどんな内容でしょうか。

  • ビジネスでは相手とのコミュニケーションがとても大切だと考えています。ビジネス会話の導入として日常会話から語学を覚えることで、より自然に相手とのいい関係を築くことが出来ると思いました。
  • (20代/女性/学生)

  • 日頃からコミュニケーションが取られたら自分の意見も言えるし、相手の思っていることも分かって、人間関係でも上手く行きそうだからです。
  • (40代/女性/専業主婦)

  • 外国人の方と仕事をすることがあります。日常会話が出来れば仲が深まり、仕事がやりやすくなると感じたためです。
  • (20代/男性/契約派遣社員)

  • 日常会話が出来れば挨拶、電話、メールも対応出来ると感じるので。
  • (40代/女性/専業主婦)

ビジネスは人と人との関係で進むもの。コミュニケーションを楽しみ良好な人間関係を築くには日常会話が欠かせない、と考える人が多く見受けられました。

また、日常会話には英会話のエッセンスが詰まっています。最初に学んでおくことで挨拶やビジネス英会話へも広げていきやすいのではないか、という意見もありました。効率よく学びたい、早く上達したいと考える人にとっては見逃せないですね。

正確に伝えたい!挨拶・電話・メールはいずれもビジネスに必須

続いて2番目に多かったのは「挨拶」、そして「電話」「メール」の順となっています。しかし、回答数に大きな差はなく、いずれも同じぐらい重要と思われていることがわかりました。

挨拶

  • まず初対面の印象が大切だと思うので、挨拶を通じて気持ちの良い仕事が出来ることが望ましいと思いました。
  • (40代/女性/専業主婦)

  • 何事も挨拶から。そこで自分は英語が得意ではないとか勉強中だとか伝えられれば、その相手とメールや電話や会話することになっても、そんなに気負うことなく応対できる。
  • (30代/女性/専業主婦)

電話

  • 電話では、身振り手振りがつかえないので、しっかりした英語力が必要だと思う。
  • (40代/女性/パートアルバイト)

  • メールはだいたい型を覚えれば調べて出来るけれど、電話は高度な会話力・ヒアリング力が必要とされるので難易度が高いから。
  • (40代/女性/専業主婦)

メール

  • 時差の関係と、後になって言った、言わない、とならないために、メールで重要な取り決めは行っているので、メールは契約など大切な案件の際に、トラブル防止の重要な位置づけです。
  • (40代/女性/自営業(個人事業主))

  • 実際海外との取引業務を任される場合、直接の交渉などはある程度経験を積んでからになると思うので、即答の必要が無く確認しながら作成できるメールでのビジネス英語の定型を覚えることが優先されると思っています。
  • (40代/女性/パートアルバイト)

良い第一印象を与えることと、自分の英語レベルも含めて相手に自分自身をきちんと知ってもらうための「挨拶」。言葉のみでのコミュニケーションが求められる「電話」。後に残るため、より正しい形式で伝えることが重要な「メール」。

いずれも正確に伝える、という意味でレベルの高い英語力が必要とされる場面です。誤解はビジネスにおいて大きな損失を招くこともあるので、正しい英語を学びたいですね。

まずは使用頻度の高い日常会話をマスターして徐々にランクアップを

アンケートの結果から、英語を学ぶならまずは人間関係を構築するのに不可欠で、比較的取り掛かりやすい日常会話。次いで正確性を求められる挨拶や、電話・メールなどのビジネス英語、と広げていくと良いことが分かりました。

日常会話はビジネスだけでなくプライベートでも使えるので、実践できるチャンスが多く学習しやすいのも利点です。言葉は実際使うことによってこそ身につきますので、覚えた英語は臆することなく使うことが上達への近道ですね。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2016年08月01日~2016年08月15日
  • 有効回答数:245サンプル