日本人の英語の苦手意識はなぜなのか?

2016年10月22日(土)

日本人の英語の苦手意識はなぜなのか?

今の時代、英語は世界中の人々に使われている公用語になりつつあります。アジア圏でも第二外国語で英語を選ぶ国が多いのではないでしょうか?また企業でもグローバル化が進み、TOEICも重要視される企業が増えました。

このようなグローバル時代の中で、日本人は英語に対して苦手意識が強いとされています。なぜ英語が苦手なのかをアンケート結果を基にお伝えしていきます!

日常生活の中で活用できる機会が少ない!

なぜ日本人は英語が苦手だと思いますか?

なぜ日本人は英語が苦手だと思いますか?

アンケートの結果、日常生活で使用する機会が少ないからという結果が断トツで1位という結果となりました!

  • まず文型が全く異なるので文法を覚えるのが難しく、また、英語を使用する機会が極端に少ないから上達しないのだと思います。
  • (30代/女性/会社員)

  • 日常生活で自分から向かって行かなければ、英語を使う機会はほとんどないし、英語を使わなくてもほとんど困ることがない。
  • (50代/男性/会社員)

  • いくら文法や単語を机の上で勉強しても、それを使う場面が少ないと英語は使いこなせないと思います。日本では実際に使う場面が少ないと思います。
  • (30代/男性/会社員)

  • 日常的に英語を使っていないから、どうしても苦手意識が生まれてしまうと思います。もっと日頃から英語を話していた方がいいと思います。
  • (20代/女性/会社員)

  • 日常で使用する機会が少ないことと、文法的に日本語とは大きく異なるため覚え辛いと思います。
  • (30代/男性/会社員)

     

このように、日々の生活の中で英語を使う機会がないために苦手となりつつあるようです。

ただ、アンケートに答えたほとんどの方が、日頃からもっと英語を使った方が良いという回答をしていました。この結果、英語を使う環境を作ることができるかが重要です。

日常生活で使用する機会が増えれば、日本人の英語に対する苦手意識が薄くなるでしょう。

学生時代の英語の学び方が苦手に繋がる?!

アンケートの結果、「日常生活で使用する機会がないから」に続いて、「正しい教わり方をされなかったから」、「英語の発音が難しいから」、「幼少期に英語を学んでいないから」の順となりました。2位の理由に焦点を当てていきますね。

  • 間違いなく受験英語の弊害だと思います。ヒアリングと会話能力が低すぎる。
  • (50代/男性/会社員)

  • 日本の英語教育では文法から入って勉強を進めていく事自体が日本人が英語を苦手とする原因と言えます。海外等ではまずは英会話から始まってその後に言い回し等の文法が学ばれます。
  • (40代/男性/会社員)

  • 文法、単語の丸暗記ばかり要求され、会話としての勉強になっていないため。
  • (40代/男性/会社員)

  • 実際に使えるような実践的な英語ではなくて受験英語を学ばされ、英語嫌いが増えるから。
  • (30代/男性/会社員)

多くの方が、受験のための英語は学んだが、実践的な会話としての英語は、学校で学ばなかったためという結果になりました。また、受験のための受験英語を学んだために、英語嫌いに拍車がかかったという理由も一理ありそうですね。

受験英語となると、会話よりも文法や単語が重要視されるので、会話はあまり学ばないかもしれません。

日本人の英会話力をあげるには?

皆さん、英語を使用する機会が少なく、また幼少期や学生時代の英語の触れ方から苦手とされる方が多いみたいですね。それでも英語は使えた方がいいと思われている方も多いということが分かりました!

現在成人の方にとって学生時代をやり直すことは難しいでしょう。ですが、英会話スクールや、英会話カフェなどもあります。また海外の方が多く集まるお店などに行って英語を聞き、耳を慣らすのもいいかもしれないですね。これを機に交流を広げてみるのも楽しいかもしれません!

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 職業:会社員
  • 調査期間:2016年04月11日~2016年04月25日
  • 有効回答数:233サンプル