TOEICに見る40代の英語能力とは

2016年10月22日(土)

TOEICに見る40代の英語能力とは

日本では英語能力を図る指標としてTOEICのスコアが重視されています。今や2500社以上の企業が社員に受験を義務づけ就活でも必須、スコアを昇進条件にするところも出ています。

このように近年はTOEICを重視する傾向にありますが、現在40代の方達が新入社員だった時代のTOEICスコアはどのようなものだったのかアンケートを取り、40代の英語能力について検証していきます。

TOEICはマイナーだった! 圧倒的多数の「受けたことがない」

あなたが新入社員だった時のTOEICのスコアを教えてください。(40代限定)

あなたが新入社員だった時のTOEICのスコアを教えてください。(40代限定)

40代の方が新入社員だった頃のTOEICのスコアのアンケート1位は「受けたことがない」が圧倒的多数を占めました。

  • 私が子供のころは海外留学に行く方はほとんどいなくて、大学進学での優遇もTOEICではなく、英検で計算されていたため、まったく勉強したことがなかったからです。
  • (40代/女性/会社員)

  • TOEICの存在を知らなかったから。英検しか有名ではなかった。
  • (40代/女性/パートアルバイト)

  • そもそも英語が必要な業務では無くて、TOEICの存在自体すら知らなかった。
  • (40代/女性/専業主婦)

  • 当時は、外資系以外は英会話に関しては入社条件にほとんど関わりがなかったので受けている人はさほどいませんでした。しかし、現代社会はグローバル化が進み、世界相手の仕事のため英語は必須。今の学生なら受けていることでしょう。
  • (40代/女性/専業主婦)

     

当時は英語関係の資格は英検が主流でTOEICはマイナー扱いだったことが分かりますね。英語を使わない人にはTOEICの存在すら知らない意見も見られる等、当時の英検の知名度や強さが光る証左と言えるでしょう。

また就職や進学に関しても英会話は必要とされず、外資系への就職と海外留学以外には必要無いと考えられていたようです。

現在とは英語やTOEICに対する価値観が異なっていたことがわかりますね。

40代は英語が苦手! その惨憺たるスコアとは!

40代の方が新入社員だった頃のTOEICのスコアのアンケート結果は10~499、500~699、700~849、850~990点の順になりました。

10~499

  • 試しに受けてみたところ、340くらいでした。1回受けて、その後受けていません。
  • (40代/女性/専業主婦)

  • 初めて、25歳のときTOEICを受験しましたが、450点ぐらいしかなく、情たけないやらで英語が大嫌いになった。
  • (40代/女性/自由業・フリーランス)

500~699

  • 520点台でした。もう少し頑張らないといけないと思っています。
  • (40代/女性/パートアルバイト)

  • とても時間が長くて疲れたのを覚えています。同僚はもっとできてました。
  • (40代/男性/その他専門職)

700~849

  • 私が新入社員だった時のTOEICのスコアは700ちょいでした。まあまあ頑張ったかと。
  • (40代/女性/自由業・フリーランス)

  • 新入社員だった時のTOEICのスコアというのに関しては、 700~849です。
  • (40代/男性/パートアルバイト)

850~990

  • アメリカ留学経験が長く、TOEICの勉強もやっていたので、 高得点を得ることができました。
  • (40代/男性/自営業(個人事業主)

  • 留学していたので、これくらいのスコアはとって当たり前。もちろんTOEFLが良くないと留学できません。
  • (40代/男性/会社員)

受けたことがないに次いで多数の10~499、500~699で共に2ケタであり700~849、850~990は両方足しても10に満たない結果です。

これだけはっきり結果が出ると40代は英語が苦手と言わざるを得ませんね。スコアも半分以下では学校試験でいえば赤点もいいところでしょう。

注目すべきは1回だけやこれから先の必要性が無い意見です。悪い点でもその後勉強してスコアを高めようという気持ちが希薄なようです。 スコア上位の意見を見ると留学経験が長く勉強をしないと高得点は難しそうですね。

英語が必要ない時代は終わった、今は一人一人が英語を話す時代へ

英語の試験は英検が主流でTOEICがマイナーだったことを差っ引いても、40代の人に一致しているのは「話せればそれに越したことはないが、英語は必要な人が学べばいいし業務に関係ないからいらない」という風潮でしょう。

当時の就職や進学で必要なかったから優先順位が下がり軽視されたことが伺えます。

しかし現在では外資でなくとも英語が飛び交い、企業でも海外とのやり取りは当たり前となっておりTOEICもメジャーな資格となりました。

今では大学卒はスコア700位ないと就職が難しくなっています。昔と違い価値観が一変した現在だからこそ英語やひいてはTOEICのスコアが求められているのです。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:40代 男女
  • 調査期間:2016年04月11日~2016年04月25日
  • 有効回答数:100サンプル