2016年10月22日(土)
みなさんはTOEIC(国際コミュニケーション英語能力)を受験した経験はありますか?
近年は海外で仕事をする方だけではなく、教養レベルを測るツールとして就職試験の基準に導入している企業もあるので、必死になって勉強したという方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は30代の方を対象に新入社員だったころのTOEICのスコアをアンケートで聞いてみました。
英語に自信ありますか?新人時代のTOEICスコア教えて下さい
アンケートの結果、最も多かったのは「受けたことがない」でした。
(30代/男性/会社員)
(30代/女性/パートアルバイト)
(30代/男性/自由業・フリーランス)
(30代/男性/会社員)
(30代/女性/専業主婦)
会社(または自分の職業)がTOEICのスコアを求めない限り、受ける必要性がないと思っている方の多さが目に付きます。学生時代ならともかく、一度仕事を持ってしまうと優先的に覚えなければいけない仕事の内容もあるでしょうから、多忙なまま現在まできてしまったという方もいるでしょう。会場や時間も指定されているため、休日に仕事があると受けにくいという事情もありますよね。
2番目以降に多かった回答は、500~699、700~849、10~499、850~990点の順でした。
500~699
(30代/男性/会社員)
(30代/女性/専業主婦)
700~849
(30代/女性/専業主婦)
(30代/女性/学生)
10~499
(30代/男性/会社員)
(30代/男性/会社員)
850~990
(30代/女性/公務員)
(30代/女性/公務員)
簡単な英語のやり取りができる「500~699」クラスの回答では、受験に対して前向きになれない方もいれば、一定の語学力を社会にアピールしようと頑張った方までさまざまです。
会話内容がある程度理解できる「700~849」クラスでは、必要に迫られたり複数回受験したりした回答が多く、基礎が理解できる程度の「10~499」クラスは、英語が苦手であることを自覚し、受験対策をしなかった方が目立ちました。
高度な専門書が理解できる「850~990」クラスともなると、講座に通うなど長期間をかけて準備してきた様子がうかがえます。
新入社員時代のTOEICスコアを30代に聞いたアンケートでは、受験したことがない方が半数近くに達する結果となりました。
会社が目標スコアを導入するなどしない限りは受験しないといった受け身になりがちな実態が読み取れます。社会に出て働くと手持ちの仕事で勉強に時間を割くのも大変でしょうし、英語が苦手な方が対策をせずにいきなり受験すると散々な結果になりがちです。高得点を目指すのであれば時間に余裕がある学生のころからじっくり勉強して、何度も挑戦してみましょう。