2016年10月15日(土)
現在、日本では進学や就職のために英語は必要不可欠なものになっています。グローバルな社会になったことで求められる英会話の勉強。進学のため、就職のために勉強するのはもちろん必要ですが、強いられるから英語を学ぶ、というだけでは自分の人生を自由に楽しめないのではないでしょうか。
そこで今回は、テストや進学、就職以外のために英語を勉強しているかどうかのアンケートをとりました。
テストや進学、就職のため以外で英語を勉強している、またはする予定はありますか?
英語を、テストや進学、就職以外のために勉強している人が約8割いるという結果になりました。勉強をしていると答えた人の回答理由をいくつか挙げてみましょう。
英語をテストや進学、就職以外のために勉強している
(10代/男性/学生)
(10代/男性/学生)
(10代/女性/学生)
(20代/女性/学生)
(10代/男性/学生)
上記のように、様々なことを経験するために留学したい、海外に移住したい、といった学生が多くいることがわかります。
自らが思い描く将来の幅を広げるために必要だと、自発的に学んでいるのでしょう。また、教員になるためや、医学を学ぶために英語を勉強しているといった、具体的な目標のために英語力を磨いている人たちも多くいることがわかります。
また、社会に目を向け、将来英語力が求められることを確信し勉強を始めた人も多くいました。
テストや進学、就職以外のために英語の勉強をしていますか、という質問に対して、2割弱が「いいえ」と回答しました。その回答理由をいくつか挙げましょう。
テストや進学、就職だけのために英語の勉強をしている
(20代/女性/学生)
(10代/女性/学生)
(20代/女性/学生)
(20代/男性/学生)
将来的に英語を使って生きていくイメージを持っていないから、という理由が多くありました。また日常会話くらいならすでにできるという人もぼちぼちいます。
このことからわかるのは、すでに英語ができるから勉強していない、という人を除けば、2割弱よりも更に少ない人だけが、英語を使う将来をイメージしていないということです。将来英語が必要だということが分かっていなかったり、英語を使って将来の可能性を広げようと考えなければ、たしかに自発的に英語の勉強をしようとは思わないでしょう。
しかし、逆に言うと8割強以上の人が英語の力で将来を切り開くために、学生のうちから自発的に勉強を行っているということです。
以上のアンケート結果から、8割強以上の学生が、進学や就職より先の未来を見て英語の勉強に取り組んでいることがわかります。
日本の未来を作る学生の多くが、英語を用いた将来を描いているということから、日本の社会は近い将来英語が必須になってくることは容易に想像できます。
そのような中で、強いられて英語を勉強するだけでなく、自らの目標を達成するため、また将来の可能性を広げるため、と自発的に英語を学んでいくことが、今後の人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。