英語の授業がわからなくなるのは中学?高校?それとも大学?

2016年10月8日(土)

英語の授業がわからなくなるのは中学?高校?それとも大学?

英語が苦手な人は、中学・高校・大学のどの段階で授業についていけなくなることが多いのでしょうか。また、ついていけなくなる主な原因は何なのでしょうか。

そんな疑問から「英語の授業がわからなくなり始めたのはいつですか?」というアンケートを取りました。アンケートの結果から英語の授業についていけなくなる原因を探りましょう。

早い段階で英語についていけなくなる人が多い

英語の授業が分からなくなり始めたのいつからですか?

英語の授業がわからなくなるのは中学?高校?それとも大学?

アンケートの結果から、英語の授業についていけなくなるのは、中学時代が一番多いということがわかりました。

中学

  • 中学の先生の授業が文法ばかりで嫌になり、トークをする楽しみを忘れてしまった。
  • (30代/男性/会社員)

  • 文法が始まってから意味が分からなくなり、リスニングもとても苦手でした。
  • (20代/女性/会社員)

  • 単語を覚えることはできたものの、文法が全くわかりませんでした。
  • (30代/男性/会社員)

  • 中学生の初期の段階で暗記に躓いてしまい、その後は苦手意識からかシャウトアウトした。
  • (40代/女性/会社員)

  • 単語はなんとか覚えられるのですが、文章になると何が何やらわからなくなります。単語をどう並べれば正しい文法になるのかわからなくなり、段々苦手になりました。
  • (20代/女性/会社員)

半数近くが中学で英語に挫折しているようです。

アンケート結果から、中学など比較的早い段階から授業についていけなくなった、という方のほとんどは文法や語法を学ぶ段階で挫折していることがわかります。中学の英語の授業では文法や語法、単語など覚えることが多すぎるがために、英語に対する苦手意識が芽生え挫折するのではないでしょうか。

英語に挫折する人は文法で挫折する

そして、中学に次いでは高校、大学の順となりました。

高校

  • 高校生になって、文法だとか語法とか言われてやる気がなくなりました。
  • (30代/男性/会社員)

  • 高校で習う英語だと文法が複雑になってきたり、覚えたりしないといけない構文が増えてついていけなくなったから。
  • (30代/男性/会社員)

  • 高校から、英文がレポートや説明文のような堅苦しい内容になったからです。
  • (20代/女性/会社員)

大学

  • 大学で本格的に英語をやりはじめるとレベルが高いので難しくなっていきました。ビジネス用語が入ると難しいです。
  • (40代/男性/会社員)

  • 大学になって会話が授業の中心になり、ヒアリングが弱い自分は授業そのものが分からなくなった。
  • (50代/男性/会社員)

  • 英語のヒアリング、スピーチの授業で、全然わからなくて固まってしまいました。
  • (40代/女性/会社員)

高校で英語についていけなくなっている人も、中学と同じく文法や語法が原因となっている場合が多いのがわかります。

やはり英語に挫折する原因は文法や語法によるものがほとんどのようです。大学から授業についていけなくなったという人は、専門的な単語が増えることや、英語を使用した実践的な授業が増えることが原因のようです。

中学や高校では英語が得意であっても、大学から英語の授業についていけなくなるというケースも少なからずあるようです。

英語を挫折せずに続けるためには

アンケートの結果から、英語の授業についていけなくなった人のほとんどは、文法や語法が原因となっているということがわかりました。

英語を挫折せずに続けるためには、やはり文法や語法に念入りに取り組む必要があるでしょう。しかし、今回の結果で大学と回答している人の多くは、文法や語法を理由としている人は少ないようです。つまりは、中学や高校の文法や語法を乗り越えたときには、挫折する可能性がぐっと減ると言えるでしょう。

英語を学ぶ上で文法や語法は、切っても切れない関係にあるため、中学高校レベルの文法から取り組んでみてはいかがでしょうか。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 職業:会社員
  • 調査期間:2016年04月11日~2016年04月25日
  • 有効回答数:177サンプル