英語が必須の仕事環境!魅力的?それとも敬遠?

2016年9月23日(金)

英語が必須の仕事環境!魅力的?それとも敬遠?

英語は世界の国際語として、ビジネスのあらゆる分野で活用されています。海外だけでなく、日本企業でも社内の公用語として英語を採用するなど、ますます英語が仕事においては欠かせないものとなって来ています。

では一体どの位の人が、英語が必須となる仕事環境に魅力を感じているのでしょうか。アンケートを実施して調査してみました。

英語を必須とする環境に惹かれる理由とは?

英語が必須となる環境での仕事に魅力を感じますか?

英語が必須となる環境での仕事に魅力を感じますか?

アンケートの結果、大多数の人が「はい」を選んでおり、英語を活かして仕事をしたいと考えている人が多いことが分かりました。

  • 日本はおもてなしの国を目指していますので、外国の観光客の方に日本の魅力を案内する観光業に魅力を感じます。そのために外国の文化を積極的に学び、日本の魅力を客観的に観る勉強をしています。
  • (20代/女性/学生)

  • 通訳の仕事に興味がある。英語ができると仕事だけでなく海外旅行に行けたりするので勉強したい。また、英語ができるとなんとなくかっこよく見えるから。
  • (20代/女性/学生)

  • 海外との取引がメインの仕事で、海外出張の機会のある仕事をしてみたい。特に商社での貿易に関する仕事をしてみたい。普段から英語の本を読んだり、映画を字幕なしで見たりして、英語の文章と会話に慣れるように目と耳を訓練している。
  • (30代/女性/学生)

  • 国際ボランティアに興味があり、将来関わっていきたいと思っている。
  • (20代/女性/学生)

  • キャビンアテンダントやグランドスタッフなど航空関係に興味があります。海外の人と英語を使って外国人と話すことはとても面白そうだと思うし見聞を広げられると想います。
  • (10代/女性/学生)

英語を勉強中、あるいは英語必須の就職先を考えている人は具体的な目標を持っているようです。

日本を訪れる外国人旅行者が近年増加傾向にあることからも、日本の魅力を英語で伝えたいと思うようです。また外資系企業や海外出張など、英語が必須となる環境で自分を磨きたいという人たちも多くいました。

目標がある人たちは、普段から英語を上達させるために努力をしているようで、趣味が高じて英語の勉強に熱中するようになった人もいますね。確かに英語を流暢に話している人は輝いて見えるのかもしれません。

英語を使う仕事に魅力を感じない人の理由とは?

一方で、英語を使った仕事に魅力を感じないという人もいました。

  • 国際化は魅力的だとは思いますが、基本的に日本文化が好きなので日本に関わる仕事をしたいです。
  • (20代/女性/学生)

  • 英語が苦手であると感じている人にとって、仕事で英語が必須となる環境に対しては魅力を感じられないし、なるべく英語使いたくないから。
  • (20代/女性/学生)

  • 農林系の仕事に興味があり、現在大学に通って勉強しているが英語の勉強はあまりしていない。
  • (20代/男性/学生)

  • 私は英語が苦手なので、出来れば英語とあまり接する必要のない理系分野の研究職に興味があります。
  • (20代/男性/学生)

  • 法律関係の仕事に興味がある。法学部の大学にはいれるように勉強している。
  • (10代/女性/学生)

「いいえ」を選択した人は、大きくふたつのグループに分けられるようです。

ひとつは英語を使った仕事の他に明確な目標がある人です。自分が勉強に励んでいる分野で英語を必要としなければ、今回のアンケートでは否定的な回答になるのも頷けます。確かに英語を必須とする仕事環境が増えてきたとはいえ、他に求められるスキルや知識があればそちらを優先するのは当たり前なのかもしれません。

もうひとつのグループは、英語が苦手なため極力英語を使わない仕事を望んでいる人たちです。自分の得意分野を仕事に活かせた方が楽しく続けられそうですね。こちらも納得の回答ではないでしょうか。

英語を必須とする環境が増えるのは時代の流れ?

今回のアンケートでは、英語を活かして仕事をしたいと考えている人が多いという結果でした。

インターネットが発達し、ますますグローバル化が進む現代においては、より大勢の人と円滑なコミュニケーションを持てることが大きな強みになりますよね。特に英語は海外においては、話せて当たり前と考えられているため、必要最低限の英語スキルがないと相手も困惑してしまう結果になりかねません。

英語を必須とする環境が今後も増えていくことが予想される中、今回のアンケート結果では大勢の人が同様の傾向を感じ取っていることが裏付けられました。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:学生
  • 調査期間:2016年03月10日~2016年03月24日
  • 有効回答数:232サンプル