2016年8月13日(土)
日本では現在、小学校から英語の授業が組み込まれています。
義務教育を終え高校大学でも英語の授業はありますが、社会に出てから英語を使う機会は限られてきますよね。基本的な学習はしてきたはずなのに忘れてしまったり、思い出せずに困った経験がある人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、日常英会話で困惑した経験の有無をアンケートで行ってみました。
日常英会話で英語が出てこなくて困った経験はありますか?
アンケートの結果、約9割の人が日常英会話で困った経験があると回答されました。
(40代/女性/契約派遣社員)
(40代/女性/専業主婦)
(20代/女性/パートアルバイト)
(40代/女性/パートアルバイト)
(50代/女性/専業主婦)
(40代/男性/会社員)
複数挙げられたのが、「道を尋ねられた際に上手く対応できなかった」という回答でした。
英語で突然話しかけられるという状況を予測していないと、咄嗟に返事をするのは難しい傾向がうかがえるのではないでしょうか。特に細かな説明が必要な場所となると、単語自体を知らなかったり、日常的に英語を使用していなければ難易度は高いのかもしれません。
また、旅行で海外へ出かける際に多少なりとも英会話を想定していても、いざ行動に移すとなると上手く言葉が出てこない傾向もうかがえました。頭で理解しているのと、言葉として伝えることには大きな差があると考えられますよね。
そして、少数ですが日常英会話で困った経験はないとの回答もありました。
(30代/男性/会社員)
(30代/男性/会社員)
(20代/男性/学生)
(20代/女性/専業主婦)
(40代/男性/会社員)
日常で英会話の機会がなかったり、少しは話せるという意見や身振りで伝えるといったさまざまな回答が挙げられました。
日本で生活をしていれば普段使用する言語は日本語なので困ることはほとんどありませんよね。たまに英語を話す機会があったとしても使用頻度の高い会話や単語を覚えておくだけで困る回数は減るのではないでしょうか。多少なりとも話せる実力があれば困らないのも納得ですよね。また、ジェスチャーを駆使し意思を伝えるだけでも、相手が汲み取ってくれる可能性から困らないと考えられているようです。
今回のアンケート結果からは多数の人が日常英会話で困った経験があることが分かりました。中でも道を尋ねられた場合に困る意見が多く見られましたが、日本語以外の言葉で話しかけられる機会が少ない、という状況が関係しているのではないでしょうか。
困った経験がないという回答の方は、流暢とまではいかなくても多少話せれば困らないと考えられているようです。
オリンピックの効果もあり、年々日本への海外旅行者は増加し英会話の需要も高まっていますよね。言語習得は自分の世界を広げてくれますので、これを機に英語にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。