あなたの英語は教育を受ける環境で決まります

2016年7月23日(土)

あなたの英語は教育を受ける環境で決まります

国際社会での活躍の場も広がってきた日本、英語教育についての期待も昔と比べて高まっているのではないでしょうか。学生時代に学んだ英語を、あなたは何処まで身に付けることができましたか?自信を持って英語で対応できるでしょうか。

200人の皆様に、日本での英語教育に対する不満や改善点などの貴重な意見を聞いてみましょう。

日本の英語教育に『不満あり』が7割以上

あなたは日本の英語教育について不満がありますか?

あなたは日本の英語教育について不満がありますか?

アンケートにより、『不満がある』が多い結果となりました。

不満がある

  • 何年もの間、英語の勉強に時間を費やしたのにもかかわらず、実践的な英語力がなかなか身に付かないこと。
  • (40代/男性/パートアルバイト)

  • 英語も暗記力が必要。日本は、英語教育で文法を重視しすぎているように思います。文法ができてもネイティブの会話が聞き取れない、会話力がないのは大問題だと思います。
  • (30代/女性/専業主婦)

  • 暗記式の単語や文法を詰め込むよりも、実生活で役に立つ会話を中心とした英語を教えてほしかった。
  • (40代/女性/無職)

  • 文法重視の教育はやめたほうがいいと思う。コミュニケーション力を始めに伸ばすべき。まず英語で表現する楽しさを覚えると良いと思う。
  • (30代/男性/パートアルバイト)

  • いくら文法を学んでも結局は話せなければ意味がない。文法英語の勉強より英語での会話力を身に付ける勉強法に変えるべきだと思う。
  • (20代/女性/自由業)

  • 日本の学校での英語教育は、完全に受験用で、英語ネイティブの人と会話できるような、実用的なことをまったく教えないので。
  • (50代/男性/専業主夫)

学校で英語の授業やテストで詰込学習をしてきたわりに、今では全く役に立っていないという悲しい声が多く上がる結果となりました。受験用の勉強をしたところで、実践の場でどれぐらい英語を使いこなせるかが重要だと答えた方が殆どです。中には、全くネイティブに通じなかったという悲しい言葉も聞こえてきました。

学校だけに頼らず、自分に足りない部分をどのように補っていくかがカギとなりそうです。

最低限の教育の場は用意されています

アンケートの結果、『特に不満はない』が少数派となりました。

特に不満はない

  • もっと簡単に英語が身に付けられたらいいとは思うけど、現実問題として、今の英語教育が悪いのではなく、努力が足りないだけだと思う。
  • (30代/男性/パートアルバイト)

  • 今の英語教育は受験に必要な受験英語をメインに考えています。コミュニケーション重視とはいえ、受験に必要な英語を知らなければ大学に行けないのが現状だからです。
  • (30代/男性/契約派遣社員)

  • 同じ教育を受け話せる人はいますし不満は有りませんが、強いていえば外国人講師に生の英語を学ぶ授業を受けたかったです。
  • (30代/女性/自由業・フリーランス)

  • 英語教育に問題があるのではなく、日本の外国語に対する政策(国策)に問題があると思う。教育で解決するのではなく、社会基盤で取り組む必要があると思っているので、英語教育に、不満はない。
  • (30代/男性/パートアルバイト)

  • 最近の英語教育は、小さいことから積極的に行われていると思うから。
  • (30代/女性/専業主婦)

語学学習について学校など国だけに責任を求めるのではなく、学ぶ側のやる気が肝心であると考える方が多いようです。

どんなに環境が整っていても本人に努力や忍耐力がなければ力にはならないということでしょう。他にも国の政策や受験の大切さを挙げている方もおられます。

学ぶ意志さえあれば年齢はハードルにならないのかもしれませんね。挑戦する意欲が大切なようです。

あなたに効果的な英語教育の場を作る

集まった様々な意見を見ると、学校での英語教育にはまだまだ改善点がありそうです。しかし、だからと言ってそのせいだけにしていては伸びる能力も伸ばせないことでしょう。

大切なのは本人の本気です。学校教育だけに頼らず、自分でもそれを補佐できる場所を見付けることが肝心ではないでしょうか。

コミュニケーションを重視するなら英会話スクール、英文法を身に付けるなら英語教室もいいでしょう。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年11月10日~2015年12月01日
  • 有効回答数:186サンプル