英語で苦手な文法といえば何ですか？

英文法の中で最も難しいと感じるのはどれですか？

アンケートでは『時制（ex．過去形、未来形など）』が一位に選ばれました。

時制（ex．過去形、未来形など）

• 過去分詞や未来形は長文読解や文法問題でよく出題されるが、時制が混ざってしまう時が多い。

（30代／女性／専業主婦）

• 英語には完了という文法があるが、これは日本語にはないものである。そのため読んで理解はできるが、自分が使おうとすると正しく使えないことが多いため難しい。

（20代／女性／学生）

• whichとかthatでつながる文章は見るだけで嫌だし、どこまでつながってるのか全くわからない。

（30代／男性／会社員）

• 日本語は割と形はルーズでもいいところがあるのであまり意識したことがなくて難しい。

（30代／男性／自由業フリーランス）

• 仮定法の、もし自分が鳥だったら等の起こり得ない仮定を用いる場合に時制が変わるという部分で苦戦したので。

（30代／男性／自営業（個人事業主））

『時制』を正しく使うことが難しいと答えた方が多くを占める結果となりました。

現在完了や過去完了、仮定法など様々な場面で動詞は柔軟に姿を変えていきます。それだけではなく、それぞれの動詞には「現在形」「過去形」「過去分詞形」が備わっています。これは日本語との大きな違いですよね。また未来形の場合は助詞を覚えておく必要があります。時制は基礎のひとつですから正しく覚えたいものでしょう。

先ずは動詞のボキャブラリーを増やすことが肝心ですね。そして『時制』での動詞の正しい使い方や、英語独特のニュアンスを身に付けていきましょう。

アンケート二位に選ばれたのは『独特の言い回し（ex．感嘆文、不定詞など）』、続く三位には『文型（ex．第5文型など）』という結果になりました。

独特の言い回し（ex．感嘆文、不定詞など）

• 不定詞・動名詞といった文法の使い方は長文を読む上で大切ですが、難しく感じます。

（20代／女性／学生）

• 文法はある程度たくさん教育を受け入れてきたので慣れてきたが、文法上不規則な感嘆文などは、まるごと暗記しなければ分からない部分や、理屈が見えないところがあるので勉強が大変。

（30代／女性／専業主婦）

文型（ex．第5文型など）

• 語順が変わったり、不定詞と動名詞など文の形によってニュアンスが変わったりして混乱するから。なぜその文法だとそのような意味になるのか納得できなくて難しさを感じる。

（20代／女性／学生）

• 5文型は習ったことあるのですが、どこにそれを入れて話せばいいのか少し間違えると違う意味に聞こえてしまうから難しいです。

（20代／女性／その他専門職）

感嘆文や不定詞を難しい文法だと挙げた方も数多くおられました。なるほど、感嘆文は一般的な文型とは異なりますし、最初に持ってくる単語によって、形容詞か、名詞か、次に続く言葉が大きく変わってくるのも特徴ですね。

また、不定詞もよく使う文法であるだけにしっかり覚えておく必要があるでしょう。

その他にも関係代名詞が複雑だという悩みなど、長文には必須の文法です。基本のSVOCからしっかり学びたいという堅実な意見も大切なことかもしれません。

苦手とされるものに、沢山の複雑な文法が並びましたね。

しかし、苦手だからと言って避けて通っていてはいつまでもスキルアップは望めません。

ここは一念発起して苦手な文法を身に付けてしまいましょう。

「そう簡単に言っても日本語と英語はニュアンスからして違うもの…そんなに簡単にできるのか」とお思いの方もおられるかもしれません。

効果的に身に付けたいならネイティブの講師に習ってみてはどうでしょう。分からない所はどんどん聞いて、英語をイメージから改革し、理解していくことも効果的な方法かもしれません。

短期で資格など目標を持つ方にはもってこいではないでしょうか。