2016年7月23日(土)
学生の方もそうでない方も、学生時代の英語勉強について考えてみてください。
あれだけ日常的に授業があり、殆ど毎日のように勉強してきた英語ですが、果たしてあなたの真の力となっているでしょうか。
何かをきっかけとなって、英語学習にもう一度力を入れようとしている方もおられるかもしれませんね。
そんな時に何を主として取り組んだらいいのでしょう。そして学生時代は何を重視していたのでしょうか。アンケートをもとに皆さんの声を聞いてみましょう。
学生時代、何を重視して勉強していた(している)か教えてください。
アンケート一位に輝いたのは『英単語』でした。
英単語
(50代/女性/専業主婦)
(20代/女性/会社員)
(20代/女性/契約派遣社員)
(40代/男性/会社員)
(30代/女性/会社員)
なんと6割を占め堂々のトップにランクインしたのは英単語でした。
書店でも英単語に関する書物は沢山見かけますよね。英単語が分からなければ、そもそも相手が何を言いたいかや、自分が話したい内容もハッキリと口で伝えることができません。
単語テストが頻繁に行われていた学校もあるでしょう。試験前になると単語の暗記をしている学生も多いようです。しかし、その英単語を今でも全部覚えていますか? そして使いこなせているでしょうか?
単語力を確かなものにしたいなら実際に使い続けていくことこそ大切だと言えるでしょう。
アンケート二位には『英文法』が、続く三位に『長文読解』、その後に『英会話』という結果になりました。
英文法
(50代/女性/会社員)
(30代/女性/専業主婦)
長文読解
(30代/男性/パートアルバイト)
(20代/女性/パートアルバイト)
英会話
(40代/女性/専業主婦)
(50代/男性/公務員)
英文法は日本語の形態とは大きく異なるため、力を入れて学ばれた方も多いことでしょう。時制や仮定法や感嘆文など、特殊な文法に費やした時間も多かったのではありませんか?
長文読解に重きを置いて学ばれてきた方も少なくありません。試験でも長文読解問題は配点が高いことから特にウェイトを置いた方も多いことでしょう。
そして、一番数が少ない英会話ですが、英会話からは生きた英語に触れられます。どうして重要視しない人が多いのでしょうか。
これもテスト形態に関係があるのかもしれませんね。もっと学校外での学習の機会を増やしてみませんか?
集まった回答から、多くの学生が試験を中心に据えた学習方法を確立していることが分かりました。
テストでどれだけの点数を取り、どこまで成績を高く保っていられるかに懸命になっています。
学生の頃は成績さえ良ければそれで過ぎたかもしれません。しかし、社会人になると違ってきます。生きた英語を相手にしなければならない機会はドンと増えることでしょう。そして誰かが点数をつけてくれるわけではないのです。
これからは成績ではなく、交流を意識した英語学習を始めませんか?英会話教室でもオンラインでも、生きた英語を学べる場所は何処にでもあります。
与えられた内容に応えるのではなく、自分から学習の世界を広げて行きませんか?