2016年5月29日(日)
英語を使って仕事や海外で活躍したいと考えている方はたくさんいます。しかし、言語を習おうといざ英会話学校を探してみると、授業を担当する講師がどこの国の出身なのか気になって、選びきれない悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。できれば本場のネイティブ英語に触れて上達したいと考えている方もいるでしょう。
そこで、英会話学校選びで講師がネイティブかどうかや、出身国を気にする人はどのくらいいるのか、アンケートで聞いてみました。
アンケートの結果、「気になる」が多数派となりました。
英会話スクールを選ぶ時、ネイティブ講師かどうかや講師の出身国は気になりますか?
気になる
(40代/女性/専業主婦)
(30代/女性/無職)
(30代/男性/会社員)
(20代/女性/学生)
(30代/男性/自営業(個人事業主))
鳥が最初に見たものを親だと思い込むのと同様に、英語も最初に教えられた発音が正確なものだと思い込むと、そのまま使い続けてしまうおそれがあります。
講師がネイティブであれば、なまりのないきれいな発音を教え込むでしょうから、どうせお金を払って学ぶのならネイティブの講師を選びたいと思うのも自然な発想でしょう。
一方、「気にならない」は少数派となりました。
気にならない
(40代/男性/会社員)
(20代/女性/パートアルバイト)
(30代/女性/専業主婦)
(30代/女性/専業主婦)
(20代/女性/学生)
英会話の講師がネイティブかどうか気にする以前に、受講する側が楽しく学んだりわかりやすく教えてくれたりしなければ、授業は苦痛になるだけで長続きはしないでしょう。
回答を見ると、気にしない派は自身の英語力が高くないことを自認した上で、正確な発音といった細かく高度なレベルよりも、教え方を気にしている傾向が読み取れます。
アンケートでは、英会話学校選びの条件として講師がネイティブであることを気にする方が、気にしない方に大差をつけた結果となりました。
言語は一度身に付いてしまうと後から修正するのも難しそうなので、ネイティブの英語を話せる方に習った方が無難なのかもしれません。
ただ、英会話学校に通う人は一般的に英語力が低いので、発音よりも優しく丁寧に説明してほしいと考えるのも理解できます。理想的なのは、両者の主張を合わせて「日本語でしっかり説明ができるネイティブ講師」ということになるのでしょう。
上記の回答を参考に、良い講師に巡り会えるよう英会話学校は慎重に選びましょう。