社会人に聞く!英語を手に入れるための代償に相応しい物とは?

2016年4月2日(土)

社会人に聞く!英語を手に入れるための代償に相応しい物とは?

仕事で英語を扱う機会が増えたなと思う方もいるのではないでしょうか?

外国人観光客の増加傾向にあり、TPPが前向きに進んでいることから外国との共同開発・製造を行う企業もますます増えると予想されています。観光業ではオリンピック関連で、英語対応を待ったなしで迫られているところも出ているそうです。

ただ、大人になって仕事に就いてから英会話を学ぶのは、なかなか難しいものですよね。日々の予定がぎっしり詰まっている方も少なくないでしょう。

そんな中で、ビジネス英語を手に入れるなら代わりに何を手放しますかという一風変わったアンケートを、社会人のみなさんにしてみました。

趣味を犠牲に英語を学ぶ!?いえいえ、英語学習が趣味です。

今回のアンケートでは、趣味を犠牲にするという回答が最も多くなりました。

何か1つを犠牲にすることでビジネス英語ができるようになるなら何を犠牲にしますか?

何か1つを犠牲にすることでビジネス英語ができるようになるなら何を犠牲にしますか?

  • 私は仕事でも英語を使っていますが、英語そのものが大好きで、プライベートでも可能な限り英語を学びたいと思っており、趣味イコール英語学習のような部分があるからです。
  • (50代/女性/会社員)

  • 英語を習得するまでは、趣味だったら犠牲にしてもいいかなと思うからです。
  • (20代/女性/会社員)

  • 英語をしゃべれるようになればまた新しい趣味が始められると思うので。
  • (30代/男性/会社員)

  • 個人的に、深く入れ込んでいる趣味がないため、最も犠牲にしやすいと感じたから。逆に、家族を犠牲にしてまで得たいものはビジネス英語に限らず存在しないと思う。
  • (20代/女性/会社員)

  • 英語も趣味の一つだと思っているので、犠牲とは思わない、苦にならない。
  • (30代/女性/会社員)

趣味を英語学習にするという、発想の逆転とも言える回答が目立ちました。簡単な英会話と違い、ビジネス英語となればある程度は腰を据えて掛からなければならないと考える方が多く、それならいっそ趣味にしてしまえといった考え方のようです。

もっとポジティブなものになれば、英語を学んだ先でそれを生かす趣味を見つけるという回答もありました。こうなると、今までとは違う世界が見えてくるのでしょうね。

時は金なり、でも家族はどちらにも代えがたい?

次いで多かったのは「休日」、そして「お金」と続き、最後は「家族」となりました。

休日

  • その頻度にもよりますが、休日にレッスンなどをして話せるようになるのであれば犠牲にします。
  • (20代/女性/会社員)

  • 単純に消去法で選んだら休日になりました。家族もお金も趣味も犠牲にはできません。
  • (50代/男性/会社員)

  • しばらくは休日を犠牲にしても、いずれはビジネス英語を話せるようになり、そのあとに休日を楽しめるようになるのなら、惜しくはないと思います。
  • (20代/女性/会社員)

休日という回答からは、しぶしぶといった心情がうかがえます。できれば他の選択肢を犠牲にするのは避けたいとする方が多い中、トータルで見れば休みは増えるという前向きな考え方もありました。仕事効率が上がるのであれば、たしかに休みは増えるのかもしれません。

お金

  • お金を払ってでも一生ものであるスキルを身に着ける価値があるから。そのスキルでお金を生むことも可能という点も含めて。
  • (30代/男性/会社員)

  • 休みの日や家族との時間を割いてまで頑張れる気がしない。お金はまた稼げばよい。
  • (20代/女性/会社員)

  • お金は自己投資と思えば、いつか自分に返ってくるものなのでお金を選択しました。お金は自己投資と思えば、いつか自分に返ってくるものなのでお金を選択しました。
  • (30代/男性/会社員)

お金は、一番楽だからという回答が多くなりました。自分で生産できるものであるからこそ、その重要性はいくぶん低くなっていることが見えてきます。

家族

  • 家族には今まで時間を割いてきたので、自分のための時間を持ちたいです。
  • (20代/女性/会社員)

  • 家族との時間よりも自分に時間を使って身になるのならそのほうが将来的にも良いと思ったので。
  • (20代/女性/会社員)

  • 元々家族とは疎遠なので、とくに迷うことなく犠牲にしても苦ではありません。
  • (30代/女性/会社員)

段落ごとに疎遠などであまり気に掛けなくてもよくなったなどの事情から、家族を選んだ方もいるようですね。

やる気が上達への近道。見方を変えて楽しく学ぶ方が得をする?

英語を学ぶなら趣味にしてしまおう、そんな発想の逆転的思考が目を引くアンケートとなりましたね。面倒と思われがちなことも、考え方次第で楽しさに変換できるようです。

考え方の面白さと言えば、同価値と見なされることが多い時間とお金のアンケート結果が僅差になりました。もしかしたらこれは偶然では無いのかもしれませんね。

ビジネス英語は趣味と違って、覚える必然性が高くなりがちですが、その一方で使えるシーンも多岐に渡るのでしょう。

目先だけでなく、将来まで使える技術と捉えれば見方も変わるのではないでしょうか?どうせなら楽しく学んで、長く記憶に残るようにしていきたいですね。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:【職業】会社員
  • 調査期間:2015年09月29日~2015年10月13日
  • 有効回答数:100サンプル