2016年4月2日(土)
英語を駆使してバリバリ仕事をこなす、または流暢な発音で外国の方とも楽しくおしゃべり、誰もが一度は夢見る憧れの姿ですよね。英語が完璧に使えたらできることの幅は広がります。
しかし、そうはいってもなかなか身につかないのもまた事実。現在では小学生から英語を教える学校もあり、確実に学ぶ場面は増えているはず。
では一体何が障害となっているのでしょう。そこで、英語の習得を難しくしているものについてアンケートをとってみました。
アンケートの結果、「正しい発音を身につけること」が一番多い結果となりました。
英語習得で一番難しいと思うのは?
(20代/女性/会社員)
(20代/男性/会社員)
(30代/男性/会社員)
(40代/男性/会社員)
(40代/女性/会社員)
自分が発する英単語の発音が難しいという意見が多く挙がりました。
単語や文法は膨大な数ではあるものの、覚えてしまえば意味は理解できるのである程度独学もできますが、発音となると母国語が英語ではない日本人は、ネイティブの方の発音を何度も聞いて練習するほかに方法がなく、真似することにも限界があるようです。
幼い頃から英語を自然と聞き、話そうとしていないと、英語が母国語の方とは、口の開け方や舌の使い方から異なり、また英語には日本語にはあまりない発音もあるので、習得するのを難しいと感じるのも頷けますね。
アンケートの結果、二番目に「英語を話す勇気を身につけること」が多く、次いで「語彙力を身につけること」、「正しい文法を身につけること」の順となりました。
英語を話す勇気を身につけること
(50代/男性/会社員)
(40代/男性/会社員)
(20代/女性/会社員)
最初の一言を英語で話す、という勇気がないという意見も多く挙げられました。英語を話そうとしても、自分の意図がきちんと相手に伝わるか、伝わったとして相手の言っていることを理解できるか、おかしいと思われないかなど、様々なことを考えてしまい、不安と羞恥からなかなか言葉が出てこないようです。
語彙力を身につけること
(40代/男性/会社員)
(20代/女性/会社員)
(20代/女性/会社員)
正しい文法を身につけること
(30代/男性/会社員)
(50代/女性/会社員)
(20代/女性/会社員)
また語彙力や文法の習得が難しいという意見も見られました。日本語であるなら知らない単語でも漢字を見ればある程度察しがつく、なんてことも英語ではなかなかできず、また文法を間違えたため意図したことが全く伝わらない、などが起こり得るので、これらを苦手とする方が多いことがうかがえます。
発音の難しさと、英語を話す勇気が、特に英語習得の際の難問となっているようです。
日本語とは全く違う言語なので発音が物理的に難しく、だからこそ変に思われないか不安で、勇気が出せないのかもしれません。
しかし、そこで一度頑張って、最初の一声を上げてみてください。読んだり書いたりするよりも、実際に声に出して話す方が頭に刺激が行き、効果的に英語が学習できます。
英語の力を磨いてから話すのではなく、話しながら磨くことで、最初は気にしていた発音や語彙、文法も自然と身についていきます。英語に関しては、発音を気にしつつも、勇気を出して最初の一歩を踏み出し、どんどん話すことが習得の近道なのかもしれません。