外国人観光客の増加、国際イベントも間近!英語の準備は大丈夫?

2016年3月29日(火)

外国人観光客の増加、国際イベントも間近!英語の準備は大丈夫?

国際化の流れがやってくる。そんな言葉が聞かれるようになったのは何年も前のことですが、実際のところ国内では日本語だけでも不自由さを感じない場合が多く、英語を積極的に学ぶ人は少ないとされています。

でも、この先を見ると日本語だけでOKとは言っていられないかもしれませんよ?外国からの観光客は増加傾向にあり、東京オリンピックも控え、英語の需要は現実的に増えることでしょう。

先進国の中では英語を話せる人の割合が低いと言われる日本ですが、みなさんはそのことをどう思っているのでしょうか?いわゆる「カタコト英語」に対する考え方をアンケート調査してみました。国際化の流れがやってくる。そんな言葉が聞かれるようになったのは何年も前のことですが、実際のところ国内では日本語だけでも不自由さを感じない場合が多く、英語を積極的に学ぶ人は少ないとされています。

一生懸命さが言葉の壁を打ち崩す?恥ずかしいけど頑張ろう!

もっとも多かった回答は、「少し恥ずかしいけど話せる」という内容でした。

カタコト英語で外国人と話すのは恥ずかしいと感じますか?

カタコト英語で外国人と話すのは恥ずかしいと感じますか?

  • カタコト英語なら少し話せるので、外国人から道を聞かれたら話して案内します。
  • (30代/女性/無職)

  • スラスラ話せる方が良いですが、一生懸命に伝えることの方が大切だと思うので、話すようにしています。
  • (30代/女性/会社員)

  • 外人に伝われば、多少の恥ずかしさはあっても稚拙な英語で話すと思います。
  • (40代/男性/自営業(個人事業主))

  • 母語でない言語は誰だって不自然になりえると思う。それを気にしていたらせっかく勉強した知識が無駄になる。大切なのは、コミュニケーションをしようとする姿勢だと考える。
  • (20代/女性/学生)

  • 周りの環境にもよります。知っている人がいると、英語の下手さをあらためて知られることについて恥ずかしく思うため、躊躇する気持ちも出ますが、知らない人ばかりだと、平気で話せます。
  • (30代/女性/専業主婦)

カタコト英語では、なかなか自分から積極的に話しかけにくいのかもしれません。話しかけられたから・返事をしなければならない状況になったから使う、そんな意見が大半になりました。ちょっとした回答からも日本人の人の良さが垣間見えますね。

海外からの観光客が増えれば、そういった状況も増えるのでしょう。単語だけでも一生懸命伝えようとすれば通じる場合も多いようなので、カタコト英語だけでも役に立つことはありそうですね。カタコト英語では、なかなか自分から積極的に話しかけにくいのかもしれません。話しかけられたから・返事をしなければならない状況になったから使う、そんな意見が大半になりました。ちょっとした回答からも日本人の人の良さが垣間見えますね。

仕事中に英語で話しかけられたら開き直る?それとも…

僅かの差で次点となったのが「全く気にせず話しかける」、最後は「恥ずかしくて話せない」となりました。

全く気にせず話しかける

  • 別にお互いに話が合えば問題ないですからね、気にしないようにしています。
  • (40代/女性/会社員)

  • 話さざるを得ない状況に陥った場合、恥ずかしいなどと言っている場合ではないです。必死です。話さざるを得ない状況に陥った場合、恥ずかしいなどと言っている場合ではないです。必死です。
  • (40代/男性/会社員)

  • 英語は母国語ではないのでカタコトになってしまうことは仕方がないし、外国人の方もそのことをわかってくれるため、特に恥ずかしいとは感じない。
  • (20代/女性/学生)

42件の回答を得た「全く気にせず話せる」では、話さなければならない状況に陥ってというところまでは上の選択肢と一緒ですが、こちらはやや開き直った感じを受ける回答が多く見られました。日本語を母国語としているから、英語が苦手なのは仕方が無いとする考え方のようです。

恥ずかしくて話せない

  • 昔道を聞かれて困りすぎて泣いたことがあります。語学は大事だと実感しました。
  • (30代/女性/専業主婦)

  • 説明するまでに時間がかかりそうだし、相手にも迷惑だと思うから。
  • (40代/男性/会社員)

  • 最近は外国人の観光客が多いので凄く感じる。仕事中に免税やトイレを聞かれても、国によって全然聞き取れなくて困る。しかも相手はこちらが話せる前提で会話をしてくるので、凄く恥ずかしい。
  • (40代/女性/パートアルバイト)

一方「恥ずかしくて話せない」を選んだ方は、仕事中などの責任を負った状況下では、恥ずかしくて話せなくなることもあるとのことです。伝えたい場合と伝えなければならない場合、この違いがプレッシャーとなって口を開かせにくくしているのかもしれません。

おもてなしの心、相手の立場に配慮する心

今回のアンケートでは程度こそ違いますが、話せるとする回答が8割を超えました。

カタコト英語でも何となく伝わるとする回答もありましたが、相手が上手にくみ取ってくれる事が条件になるのでしょう。対等な立場であれば問題はないかもしれませんが、招待する側やもてなす側だったりすると、ちょっと居心地の悪さが出てしまうのかもしれません。

みなさんはカタコト英語を話せますか?身近な物でも英語にしようとすると苦戦する方はいませんか?昔は話せた方でも、しばらく時間が経つと忘れてしまうそうですよ。いざという時のためにも、カタコト英語の発音ぐらいは覚えておきたいですね。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年09月29日~2015年10月13日
  • 有効回答数:100サンプル