結構勉強しているはずの英語…自分の実力に危機感はある?

2016年1月30日(土)

結構勉強しているはずの英語…自分の実力に危機感はある?

多くの人が中学・高校の6年間に英語の授業を受け、早い人ならば小学生や幼稚園に通う頃から英会話教室などに通って学んでいたこともあるでしょう。しかし、それでいながら英会話は苦手…という声を多く耳にします。社会に出て仕事をする中で英語を使う必要性が出てきた時などに、あれだけ英語を勉強したのに自分は英語力が無いなぁ…と危機感を感じることもあることでしょう。

そこで実際どれくらいの人が自分の英語力に不安を感じているかアンケートをとってみました。

実際英語が話せなかった!という経験から危機感を感じる人も多い

アンケートの結果、「かなり感じている」という回答が多く、危機感を感じているようでした。

自分の英語力に危機感・コンプレックスを感じていますか?

結構勉強しているはずの英語…自分の実力に危機感はある?

  • 過去何度も英会話にチャレンジしましたが全く修得できず諦めてしまいました。才能がないと自覚するしかないのが本音です。
  • (50代/男性/会社員)

  • 全くできないので、危機感どころか…外国の方とも話す機会がたまにありますが、かたまってしまいます。
  • (30代/女性/会社員)

  • 街角で外人に声をかけられるだけでパニックになってしまいます。また、文章にはならず単語とジェスチャーだけで会話している自分がはずかしい。
  • (40代/男性/会社員)

  • 自分が思っていることを上手に伝えられていないと感じるからです。
  • (30代/男性/会社員)

  • 一年間留学していたにもかかわらず、長らく英語を話す環境になかったこともあり聞き取りさえできなくなっているため、留学していたのにと負い目を感じます。
  • (20代/女性/会社員)

実際に英語を話す機会があった時に対処できず、英語力の無さを実感する人が割合としては多いようです。また頑張って勉強しているにも関わらず、成果が現れずに危機感を感じている人も見受けられますが、恐らく英語を話さなければ!という機会に面したことで緊張してしまうということもあるのでしょう。相手に思ったことを伝えられないことで、さらに英語が話せる知人と比べた時、あらためて自分の英語力に危機感を感じるということもあるようです。

英語力に危機感を感じるかどうかは自分の状況や感覚次第

2番目は感じているという人で3番目は全く感じていない、そして4番目が少しだけ感じているという順でした。

感じている

  • ビジネスで使える程度になりたいと思っているが、日常会話程度しかできず、単語も多く忘れてしまっているから。
  • (30代/女性/会社員)

  • よく聞き返されるし、聞き間違えられるのでしゃべるのがとても苦手
  • (30代/女性/会社員)

  • 外国から来たバイヤーとの交渉は殆ど後輩にやってもらっている。自分の案が通らない場面が結構ある。
  • (40代/男性/会社員)

  • 海外赴任していたが通訳がいたため、英語力があまりついていない。したがってコンプレックスになっている
  • (50代/男性/会社員)

  • 今の仕事は、海外とのテレビ会議が多く、同僚も海外赴任経験者です。私は、Uターン転職ということもあり、海外経験はなく、TOEICなどは、独学で勉強してきましたが、実際に話をすると通じないことが多いです。その分、仕事の時間が掛かります。
  • (40代/男性/会社員)

全く感じていない

  • ビジネスで使うことはない。旅行なら基本的なヒアリングは出来るし、妻が普通に英語が話せるので困っていない。
  • (50代/男性/会社員)

  • 以前は感じていたが、それを克服するべく努力・自己研鑽を積んだ結果、全く英語力に不自由しません。
  • (40代/女性/会社員)

  • 学生時代と社会人になってから通算11年半の海外居住経験があり、現在も英語を主言語で仕事をして居る為。
  • (40代/男性/会社員)

  • 英語力に関しては全く危機感やコンプレックスを感じていません。今のところ海外に行く予定もありませんし翻訳機とかもあるので。
  • (20代/男性/会社員)

少しだけ感じている

  • 現在の仕事を続ける限り英語は全く必要ない環境です。ただ、今後のことを考えれば覚えたいです。
  • (40代/男性/会社員)

  • 海外在住経験ありますが、帰国して英語を使う頻度が減るにつれ英語力がおちている危機感はあります。
  • (40代/男性/会社員)

  • 年に数回海外出張をしていますが、主な出張先が中国なので、英語を使用する機会はほとんどありません。ただ、先日バンコク出張した際に、現地スタッフに英語で話しかけられ、聞き取ることは出来ても、返答することが出来ませんでした。英会話の必要を少し感じています。
  • (30代/女性/会社員)

  • しばらく英語を使っていないので、今はとっさの反応ができないと思いますが、少しリハビリテーションを行えば、若干の会話にはなると思います。
  • (50代/男性/会社員)

「感じている」と「少し感じている」を選んだ人の場合、忘れてしまっていることも多いというケースや喋るのが苦手など、似通った理由が見受けられました。この2つの回答の差異は、個人の感じ方の違いによるのかもしれません。

一方で全く感じていないという選択肢では、問題なく喋れるという人と特に英語を使う機会も無いからという異なる理由が混在していました。喋れればもちろん不自由しないでしょうし、喋れなくても日常で使わないならばそれも不自由はないと考えているようです。

英語苦手な人は多い。しかし緊張が解ければ大丈夫かも!

自分の英語力に危機感を感じるか聞いてみたところ、かなり感じるという人が圧倒的に多い結果でした。全く感じていない人は2割ほどで、多少なりとも自分の英語力に不安を感じている人も含めると自分の英語力に自信のない人はかなりの数になります。ただしばらく使っていないのでとっさの反応ができないと思うという回答がありましたが、逆に考えると普段から少しずつでも英語に親しんでいれば、英語での対応に慣れが出てくるはずです。

また緊張感が溶ければ、実際に英語を話す場面になるとパニックになるということも少なくなるかもしれません。そんなことを考えながらもう一度英語の勉強に力を入れてみるのもいいのではないでしょうか。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:【職業】会社員
  • 調査期間:2015年08月19日~2015年09月02日
  • 有効回答数:100サンプル