2015年11月30日(月)
国際的に発展していく企業が多く、ビジネスで海外の人と英語を使って交流することはもう珍しいことではありません。そのため、自主的に英語学習をしている人も多くいますが、英語学習についての課題、手詰まり感を感じて、どうすればいいかわからない人も多くいるのではないでしょうか。
そこで、みなさんの感じている英語学習における課題について調査しました。
回答で最も多かったのが「会話力」という結果に。これはどういうことなのでしょう。
英語を勉強していて感じる「課題」は何ですか?
(30代/女性/専業主婦)
(20代/女性/学生)
(30代/女性/専業主婦)
回答で最も多かった会話力とは、実際に会話する機会が無かったり、英語ならではの会話術について知りたいということや、アウトプットとして会話するという訓練が出来ないということのようです。
確かにこればかりはネイティブと実際に会話する機会がないと、そう簡単に身につく能力ではないかもしれません。海外留学ができれば一番良いのかもしれませんが、費用や期間などが理由でなかなか踏み出せない方もいると思います。
そのような方々は、英語漬けになれる「英語合宿」や海外の人たちとクラス「シェアハウス」、海外の人たちと交流できる「イベント」など、学んできた英語を日本国内でもアウトプットできる機会や場はたくさんあるので活用してみてはいかがでしょうか。
回答で2番目に多かったのが「発音」でした。発音が間違っているだけで、海外では通じないことも多々あり、実際にそれを経験している人も多いようです。
(40代/女性/専業主婦)
(20代/女性/契約派遣社員)
(40代/女性/専業主婦)
(20代/女性/学生)
(20代/女性/会社員)
発音に対して課題は持っているものの、独学ではなかなか身につけられない部分で、どうやって学べば良いかわからず苦戦している人が多く見受けられました。発音までチェック、指導してくれる英会話スクールもあるので、そのような英会話スクールで学んでみるのも良いかもしれません。
また、その他にも「文法・ボキャブラリー」「リスニング」と回答した人もいました。特にボキャブラリーに関しては、いくら単語を聞き取れても意味が分からなければ会話になりません。しかし一方で、語彙力があるだけで文章が組み立てられなくても、なんとなく相手の話の意味が理解できたり、自分の意思を単語を繋げて伝えることもできるので、英会話習得においてボキャブラリーは非常に重要な部分になるでしょう。
だからといって、単語をたくさん知っていても、リスニングができなければ相手の話している意味を理解できないので、英語でのコミュニケーションが困難となります。
ある一部だけできれば英語で会話ができるようになるわけではないので、マルチに英語学習を行う必要があります。英語学習を進めていくうちに、人それぞれ苦手な分野・課題にぶつかると思います。さらに独学では身につきづらい部分もあるので、課題や自分の状況に合わせて適切な勉強が選択できるかが英会話習得の鍵になるでしょう。
どの選択肢の回答にも「マルチに英語を使いづつける環境にあれば、英語力が高くなるかも」という意見が見受けられました。確かに、総合的に英語力をアップさせるためには、英語を使う必要性の高い環境や英語をたくさん使う環境に身をおくのもひとつの方法かもしれませんね。
こういった英語を使うチャンスを増やしたい人に人気があるのが「英語合宿」です。これはネイティブの講師と一緒に英語学習のための合宿をするというもので、留学することなく国内にて短期間に集中して英語を勉強し、アウトプットしていきます。
英会話力をアップさせるために何をしてよいか分からなくなってしまったという人は、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。